家族旅行に家族特約付き旅行保険が付帯しているオススメのクレジットカード

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旅券と付帯保険US$券面海外旅行に役立つカード
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子連れの海外旅行にお得な保険の掛け方

コロナ明けに家族や個人で海外旅行を予定している方は大勢いると思います。筆者もその一人で、家内と息子家族と一緒に海外旅行を予定しております。

筆者の息子が配偶者と未就学児童を連れてゆくので、子連れの家族旅行にコスパの良い旅行保険を検討することになりました。

息子からはクレジットカードの付帯保険を使って、コスパの良い旅行保険がかけ方の助言を求められたので、クレジットカードの付帯保険を中心に比較検討してみました。

海外旅行に保険は必須!

海外旅行に旅行保険は必須であることはこれまでも力説してきました。

筆者は、子供三人を連れて長年海外駐在をしてきたので、海外旅行に子供を同伴している家族の健康・医療リスクや、物損リスクについてよく知っています。保険がないばかりに、万が一の時に悲惨な目に遭うことも知っています。

子連れの場合は、子供が体調を崩したり、腹を壊したり、感染症にかかったり、病気になったり、怪我をしたりとか、さらに、ホテルやお店で物を壊したり、こぼしたりなど、日本国内と同じようにハプニングが起きますが、海外旅行中では医療リスクになったり、賠償リスクになることもあります。親にとっては普段以上に心配事が増えるのが子連れの海外旅行です。

しかし、その一方、親にとっても子供にとっても、末長い思い出になるような楽しみも喜びも多くあるのも海外旅行です。日本国内で同じ期間を安全に過ごしても楽しみがありますが、不思議なことに、楽しみも、発見もまた何倍も増える気がします。

お子さんがいらっしゃるならば、是非、充実した保険をかけて有意義な子供連れの海外旅行を楽しむことをお勧めいたします。

任意保険は保険に特化したコスパの良い保険

クレジットカードの広告では補償が1億円とか5千万円とか大きな数字が目につきますが、死亡時の最高補償額です。筆者は生きて帰るための保険を重視しています。

任意の海外旅行保険では、生きて帰国するための保険内容が充実したプランがいろいろ用意されています。オーダーメイドで自分の好みの保険も作れます。

筆者は「死亡補償」よりも「傷害治療費」「疾病治療費」「救援費」「携行品損害補償」「賠償費」など、生きて帰国するための保険内容を充実させることに大賛成です。

生きて、海外旅行を続ける限り何度もお世話になるのが、これらの保険だからです。

また、任意保険の補償限度額は、現実をよく知っている保険会社が設計した保険商品なので、それぞれの保険項目ごとに十分な補償限度額にしています。その補償限度額にする理由もわかりやすく説明してくれます。

また、万が一の時や、保険の相談の窓口の連絡が丁寧で確実です。何しろ、保険が本業なので最も頼れるのが保険会社だと思います。

例えば「損保ジャパン」の商品の例をあげます。

公式サイトはこちらです。

損保ジャパンの「新・海外旅行保険」

画像出典 損保ジャパン公式ページ
【公式】損保ジャパン
損保ジャパンの公式ウェブサイト。自動車保険、火災保険、地震保険、海外旅行保険など、様々な商品をお届けするとともに、お客さまの安心・安全・健康をサポートします。

「保険料を抑えたいプラン」でも、治療費が1,000万円と充実した補償額です。治療費を2,000万円に増額しても、保険料は330円高くなるだけです。

保険会社の任意保険が補償額という観点ではコスパが高いので、あれこれ悩まず保険を充実させたい場合は、迷わず任意の旅行保険を申し込むのがベストだと思います。

補償額は親も子も同じなので、子供だからといって安くはないのが魅力です。

保険料もファミリー向けに設計されたプランであれば個人の単体保険よりは安くなります。

画像出典 損保ジャパン公式ページ

また、後述するように、「死亡補償」を除き、クレジットカードの付帯保険と合算できるので、付帯保険と任意保険を組み合わせることで、一層充実した保険にすることができます。

何かと心配が絶えない家族旅行です。ぜひ、保険を活用して、充実した観光と遊びの思い出を作ってください。

優れた家族特約付き海外旅行保険が付帯するクレジットカード

クレジットカードの付帯保険とは

クレジットカードには、様々な付帯特典やサービスがあります。

各社のカードの「差別化」「ウリ」の部分ですので、各社とも知恵を出した付帯サービスや特典でカードユーザーを増やそうとしています。

「海外旅行保険」はコロナ以前の状況では、ゴールドカード、プラチナカード へとグレードが上がる毎に充実した保険内容になっていましたが、最近は旅行需要が低迷したためか、旅行保険の充実より、決済に応じてポイント還元率を高く設定した還元率競争が見られるようになりました。

また、「付帯保険」に、時代を反映して従来の旅行保険に加えて「スマホ保険」も出てきました。

高額な年会費が付帯サービスや特典の原資になっていることを思うと、年会費が高いカードほど、カードユーサーにとって利点が大きい付帯保険となる傾向にあります。

年会費が無料のクレジットカードには、そもそも海外旅行保険が付帯していないカードも多数あります。したがって、家族旅行の保険をカードの付帯保険で賄おうと考えている場合には、ゴールドカード以上のクレジットカードから選ぶことになります。

クレジットカードに付帯する保険のメリットは、

  • 任意保険は旅行に行く度に保険料を支払うのですが、クレジットカードの場合は年会費を収めるだけで、何回旅行に行っても保険料を支払う必要がありません。何度でも旅行にゆかれるならば節約になります。
  • ご家族で海外旅行に行かれる場合には、家族特約の対象者分の保険代が節約できます。例えば、一人4,000円の保険料ならば五人分で20,000円の節約です。

手元にあるクレジットカードで節約できるなら嬉しいことです。

自動付帯は掛け忘れがなく便利! だが保険の付帯条件に変化が

2020年から新型コロナウイルス感染のため海外旅行がほぼ全滅状態になりました。そのためか新しいカードの発表では、海外旅行保険より、消費活動で“お得感”が生じるような付帯サービスに変更する傾向にあります。

例えば、セゾンカード やアメリカンエキスプレスのプロパーカードでは、付帯保険が自動付帯から利用付帯に変更し、その代わり、国内での決済で多くのポイントが獲得できるように変更してきました。

この傾向は一過性なのかどうかわかりませんが、クレジットカードの付帯保険を活用したい場合には、最新の情報を見て、もし利用条件がついたならば、条件を満たして付帯保険が使える状態で海外に出発することが肝要です。さも無いと無保険状態になってしまいます。

クレジットカードに付帯する方法として、「利用付帯」と「自動付帯」の2種類がありますが、自動付帯は便利です。自動という名前の通り、手続きも支払いもせず、クレジットカードを所持しているだけで旅行保険のかけ忘れが無いのです。

筆者が自動付帯を望むのも、“保険の申し込みや支払いの手続きを忘れても旅行保険が自動で付帯する!” こんなありがたいサービスがクレジットカードにあるからです。

補償額だけではなく旅行関連サービス全体が優れたカードを選ぶ

クレジットカードの中には、「付帯保険」をセールスポイントにするカードもありますし、保険以外の付帯サービスにも力を入れているカードもあります。

同じカードの銘柄でもゴールドからプラチナへとランクが上がっても補償限度額が増えないカードが結構あります。

それは、保険商品だけが付帯サービスの柱でないことを意味していますので、他のサービスが旅行関連のサービス(プライオリティパス・宅配料・コート預かり・etc)なのか、そうでないのか(例えば、還元率の高さとか)を調べて、カードの特色を知るようにしています。

また、旅行関連サービスが充実している場合には、

  • その受益者が本会員だけなのか、
  • 家族会員も受けられるのか、
  • 付帯保険には家族特約があるのか、
  • 「死亡保険」「治療保険」以外にどのような旅行関連の保険が付帯しているのか、

などを調べることで、そのカードがどのくらい旅行関連のカードユーザーを獲得したいのかもわかります。

基本的には、年会費との相関なので、高額な年会費のカードほど何でも優れています。

例えば、年会費が143,000円もする「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」などはその例です。

格安のプラチナカード では会社の方針によって性格付が明確にわかると思います。

筆者は、保険の補償額の高さだけではなく、補償額が上がらなくても、旅行関連全体の付帯サービスが充実している「MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード」を贔屓にしています。

海外旅行保険が充実しているクレジットカードには、保険内容も「死亡補償」や「治療費」に加えて、「携行品損害保険」「航空機遅延損害保険」「賠償責任保険」「犯罪被害者傷害保険」(名称は各カード会社によって違います)など、海外旅行での万が一に備えた保険が増えてゆきます。

旅行保険代を節約するには、相応の年会費がかかる

筆者が重視する付帯旅行保険の内容は、「治療費」の補償限度額です。生きて帰国することを前提に保険を考えているからです。

本会員の「治療費」の補償限度額でみると、ゴールドカードで200万円〜300万円へ、プラチナカード で500万円〜1000万円へと高額になってゆきます。

そして本記事で最も重要な視点は、この補償限度額が配偶者にも、また子供にも適用できる付帯保険かどうかということです。

本会員だけが高額で家族は半額程度に減る保険が付帯しているカードも少なくないからです。

家族旅行と言うのは、家族全員が同じ程度のリスクがあるので、治療も同様に同じ補償限度額が望ましいと考えています。

お持ちのカードの付帯保険が、本会員にも、配偶者にも、子供にも高額な補償限度額が付帯するならば、優秀なカードと言って良いでしょう。優秀なカードならば、クレジットカードの付帯保険を活用することで、旅行保険代の節約が可能になります。

海外旅行がお好きな方には、クレジットカードを選ぶ上で、付帯保険の優劣は気になる点だと思います。

また、万が一の場合には、保険会社へ緊急時の連絡や相談することになります。帰国後には保険求償手続きの相談などもします。

そのため、保険会社の連絡相談窓口の対応の優劣も大事です。クレジットカード会社が外部に委託している業務となりますが、年会費で維持している付帯保険サービスなので、やはり、年会費の高いカードほど委託先の対応も良いような口コミが見られます。

付帯保険のコスパの良いカードを探してゆくと、品質も含めての評価がとても難しく、掘り出し物を探すというよりは、会員数が多く比較的知名度の高いカードから比較してゆくことになりました。

筆者がいう“コスパ”とは、単純に年会費に対する治療費の補償限度額です。

筆者は、税込年会費が11,000円のゴールドカードで、本人補償限度額300万円が基準の目安としています。そしてプラチナカード では、本人補償限度額500万円を基準の目安で“コスパ”を判断しています。配偶者や子供の補償限度額が本人より高額になることはないので、この目安で選んでいます。

特に、本記事では、子供の治療費の補償限度額に焦点を当て判断していますので、子供の補償限度額が本人補償限度額より低い場合は、おすすめのカードとして選んではいません。

例えば、一般に人気があると言われる格安年会費の「プラチナカード 」の類では、補償限度額は次のとおりです。

カード名税込年会費(円)本人治療費の限度額(万円)家族特約治療費の限度額(万円)
セゾンプラチナアメックス22,000300300
エポスプラチナ30,000300200
オリコカードプラチナ20,370300200
ジャックスカードプラチナ22,000300200
筆者が作表

いずれも、年会費に対して本人補償限度額が低いので、候補になることはありません。

それぞれのカードの魅力は、付帯保険ではないサービスに向けられていると思います。それぞれの得意な分野のサービスや特典を有効に活用するのが一番だと思います。

クレジットカードを発行する場合には、それぞれの価値観やライフスタイルに合わせて普段使いでベストのカードを選ぶのが良いと思います。

なぜならば、海外旅行保険は、任意保険としてコスパの良い保険商品があるからです。

子連れの旅行には「家族特約」の確認を!!

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険は、カードの本会員(基本カード会員とも言います)及び家族会員(家族カード会員とも言います)」と称する「会員」が被保険者になっている旅行保険です。

18歳未満の子供にはカードが発行できないので、18歳未満の「子ども」はカード会員になれません。

そのため、子供が生まれ、新しい家族が増えた場合、同伴する「子供」の保険をクレジットカードの付帯保険でカバーするためには、付帯保険に「家族特約」が付いているかどうかが重要です。

「家族特約」とは、各クレジットカード発行会社が定める家族の範囲で、カードを所持していない方を対象に、付帯保険の適用を認める特約制度のことです。

海外旅行がお好きな方は、クレジットカードを選ぶ上で、付帯保険の項目を念入りに見ていると思います。

子供が増えたならば、今度は「家族特約」の有無と保険内容をしっかり見て確認してみてください

「家族特約」が付いていれば、必ず子供はその対象になっていますので、特に:

  • 疾病治療費の補償限度額と
  • 傷害治療費の補償限度額を見て、
  • 親子で同じ補償限度額かどうか、
  • 希望の補償限度額になっているかどうか、

これらの補償限度額がクレジットカード選びの重要な視点になります。

配偶者は家族特約の対象か?

「家族特約」でカバーされる家族の対象範囲は、各カード会社で決めています。子供は必ず家族特約の対象になっていますが、注意しなければならないのは配偶者です。配偶者が家族特約の対象になっていない場合があるからです。

家族の範囲として配偶者が含まれている場合は、配偶者がカード会員になっていなくても、特約が適用されます。

しかし、配偶者が対象外の場合には、必ず「家族カード」を発行し「家族会員」にしなければ保険の対象とはなりません。出発前に家族カードを発行する必要があります。

家族カードの発行は、セディナゴールド カードやセゾンゴールドアメックスカードのように有料のカードもありますが、年会費が高いカードは1枚目を無料で発行できるカードが多いと思います。

クレジットカード会社が、「家族特約」が付き付帯保険を維持するには、相応のコストがかかります。

したがって、「家族特約付き」の付帯保険で家族旅行の保険を賄おうと考えている場合には、年会費が有料のゴールドカード以上のクレジットカードから選ぶことになります。本記事では、付帯保険の中でも家族特約の治療費の補償限度額を中心に、年会費を比較してコスパの高いクレジットカードを探しています。

付帯保険の補償が十分でない場合は任意保険を申し込むのが一番

筆者は、治療費の補償限度額を任意保険なみに1,000万円に設定しています。1枚のカードで、家族全員(例えば、夫婦と子供とします)の補償限度額を1,000万円にしたいと思うと、15万近い高額な年会費のカードになります。例えば、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」は年会費143,000円ですが、治療費の補償限度額は家族全員が同じ1,000万円です。

そのため、海外旅行に行っても行かなくても、高額な年会費という維持費が毎年かかります。海外旅行の頻度が少ないならば、クレジットカードの付帯保険が決して優位性があるとは思えません。

現在、ご自分の持っているカードに「家族特約」が付帯していても、補償内容が十分ではない場合は、

  • 任意保険に申し込むか、
  • より充実した付帯保険があるクレジットカードの会員になるか、
  • 保険の合算制度を利用して充実させるか

などの方策を検討する必要があります。

海外旅行が年に一度の場合には、年会費のかかるクレジットカードに新規で申し込むよりも、一般的には「海外旅行保険」に家族全員分を申し込んだ方が、保険に限って言えばコスパが良いと思います。

また、既に複数枚のゴールド以上のカードを保有している場合には、現在お持ちのクレジットカードの付帯保険をメインにしながら、不足分を任意保険で補うことも可能です。

何度も海外旅行に行きたい場合は、補償が充実したカードを申し込むのも“アリ”です。

子連れで何度も海外旅行にゆきたいとお考えであれば、子供を含めた家族特約付きの付帯保険が充実しているクレジットカードの会員になることも選択肢と考えて良いと思います。

18歳未満の子供さんがいる家庭の場合は、クレジットカードの信用(クレヒスとも言われます)を積み上げることができる年代でもありますし、高額な年会費を維持できる収入もあると思いますので、先々の海外旅行を、より安心できるための付帯保険の充実したクレジットカードの会員になる作戦を立てても良いと思います。

筆者は、通常夫婦二人の旅行なので、二人分の旅行保険をカードの付帯保険で賄っています。

海外で万が一の場合に、クレジットカードさえあれば、家族全員の保険診療が「キャッシュレス」できると言うのは、とても便利で安心です。

その為には、クレジットカードはなんでも良いと言うわけにはゆきませんし、高額な年会費も負担するのも避けなければならないので、コスパの良いカードを選ばなければなりません。

保険は合算できる

任意の旅行保険は、その補償額が満足できる商品が多いので、期待外れのない保険を求める場合は絶対のお勧めです。

一方、節約できるならば節約したいと思うのも人情なので、自分が持っているクレジットカードの付帯保険も併せて活用するのもありだと思います。

ただし、治療費の補償額を任意保険なみに1,000万円に設定した場合、1枚のカードで、家族全員(例えば、夫婦と子供二人とします)の補償額を1,000万円にしたいと思っても、超高額な年会費がかかる「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」になってしまいます。

家族特約付きの海外旅行保険が充実しているゴールドカード・プラチナカードでも、家族特約対象者(子供)の補償額が本会員よりも低くなる付帯保険が多いので、親子で同じ1,000万円の補償額を求めると、補償額の合算制度を利用するしかありません。

そのため、家族特約が付帯している複数枚のカードを合算して、ご希望の補償額になるならば、カードで済ませられますし、不足があるならば、任意保険で不足分を補い合算させることもできます。

このように、死亡補償以外の補償額を合算できるという制度を活用して、節約しながら保険を充実させる手があります。

本記事では、複数枚のクレジットカードの付帯保険を合算させることで、親子全員が治療費の補償額として1,000万円程度確保することを目指して、カードを選んでみました。

子連れ海外旅行向けの家族特約付きカードの選定

クレジットカード選定の6条件

日本では、何千種類とにもおよぶクレジットカードが発行されています。筆者が知っているのは、ほんの数十枚程度です。本記事では、筆者の知っているカードの中から選んでいますが、皆様もそれぞれご自分の知っているカードを調べてみると、筆者が知らない優れたカードの発見があると思います。

筆者の経験から、次に6つの視点で「付帯保険」を比べて探すことにしました。

1、子供がカバーされる海外旅行保険が付帯していること

  ➡️家族特約が必須

2、子供の補償額が十分なレベルにあること

  ➡️同一行程で同一宿泊ホテルなので、万が一の事故の遭遇確率は親よりも低いことはないし、損傷の程度も親と同じようになる可能性が高いと考えると、補償額も親と同額にしたい

3、家族全員の保険が自動付帯であること

  ➡️支払いもせず、手続きもせずに、所持しているだけで保険が有効になるのは便利であるし、保険のかけ忘れが無いというのはとてもありがたい。

4、家族全員がキャッシュレスで受診できること

  ➡️同一行程ならば事故に遭う時には、家族全員なので、支払いも家族全員分の請求となる。その為支払いが高額になるので、キャッシュレスを必須と考えている

5、配偶者に家族カードを発行できること

  ➡️家族カードがあれば身分証明書となり、家族かどうかの調査が不要なので、家族会員としてすぐ診療が開始できるので、より安心できる家族旅行となる

6、利用限度額が高額に設定できること

  ➡️保険会社が提携しているキャッシュレス対応の病院は、大都市に限られていることが多い。キャッシュレスで対応できない病院などでの支払いを考慮して、可能な限り決済限度が多いものがより安心できて旅行が楽しめる

「家族特約」のチェック項目

クレジットカードを発行している会社の公式㌻アクセスし、家族特約に関する規定集などを読んで下記の3点を確認しながら、一覧表を作成してみました。

保険に限らず、クレジットカードの付帯サービスや特典は変化変化の連続です。いつも最新の情報を確認するため、旅行の出発前には、補償条件などを確認しておくと良いと思います。

家族特約対象者の範囲:
  • 家族旅行の同行者が全て、特約の対象者になっているか確認をする。
  • 配偶者が含まれているか、含まれていないカードもある
  • 19才未満の子が含まれているか、人数の制限はあるか
  • 18歳以上になると特約対象者に含めず、家族会員として家族カードを発行するよう促すカードもある。
家族特約対象者の補償額:
  • 本会員と同額か減額か、もし少ない額ならば、希望額にする方法を考えなければならない
  • 本会員や配偶者の補償額を合算で希望額にしている場合には、補償額が少ない家族特約者の増額をどのようにするかが課題になる。
  • さらなる合算用のカードを準備するか、補償額の高いクレジットカードに新規会員として申し込んで承認を受ける必要がある。
  • あるいは、任意保険に申し込む必要がある。
家族特約対象者のキャッシュレス診療の可否:
  • 可能かどうか。
  • 可能な場合でも、家族であることの確認作業にどの程度時間がかかるか
  • 本会員と家族会員はキャッシュレス診療が可能だが、家族特約者は対象外になっているカードもある。

補償限度額の目安とクレジットカード選び

本稿では海外旅行保険だけの観点、特に子供の治療費の補償限度額を1,000万円程度にするためにクレジットカードを選ぶ作業をしています。筆者は次のように考えてカードを評価しています。

まず子供の治療費の補償限度額で決める
  • 親子で同額の、補償限度額1,000万円 とする
  • 次点で、補償限度額300万円以上のカードで合算して1,000万円 とする
  • 保険会社の実績から1,000万円もかからない治療で終わる事例が多いことも事実であるが、少ない事例として1,000万円 以上の治療費の支出実績もある。しかし、任意保険の補償限度額が1,000万円以上であることから、より安心できる1,000万円 を目標とする
  • 重篤な状態や危篤状態になった患者の治療は高度な医療技術と施設の病院までの移送が必要になること、家族全員の緊急搬送を考えると、多いほど良いと思っている。
子供を対象にした家族特約も自動付帯
  • 本会員・家族会員のみならず、子供の保険まで自動で付帯すること
  • 利用付帯の場合なら、条件の達成が容易なこと
キャッシュレス診療が可能なこと
  • 万が一の場合は、家族全員が同じ状況なので、高額な医療費等が家族全員分請求される。親が万が一の状態になった時に治療費の立替払いは困難である。
  • キャッシュレス診療が可能な病院であれば、直ちに治療が開始される
  • 家族特約対象者のみがキャッシュレス対象外のカードがある。その場合には子供の診療には立替払いが必要になる。親が無事故で元気であれば立て替え払いができても、親が子供と一緒に事故にでも遭って、万が一の状態の時にはそれが困難になってしまう。
配偶者1枚のカードは無料か安価で発行できる
  • これで、身分証明書となり、万が一の場合には配偶者かどうかの調査に時間がかからず、すぐ家族として扱われる
  • 配偶者は家族カードがなくても、家族特約の対象者になっているカードもある。しかし、万が一の場合には配偶者かどうかの確認作業は日本のカード会社で行われる。その時に、休業日であると診療開始の時間がかかる。
  • 家族特約に配偶者が含まれないカードがある。その場合は、家族カードの所持は必須である。所持さえしていれば家族会員として本会員と同額の補償が受けられる。所持していないと特約対象外なので、何の補償も受けられないばかりか、診療開始までに支払い保証が必要になる。

すべて自動付帯のクレジットカードからコスパで厳選

おすすめの優れた付帯保険の条件

下記の条件に合うカードを選び一覧表にしました。

  • 本会員・家族会員・家族特約対象者とも海外旅行保険が自動付帯
  • 本会員・家族会員・家族特約対象者とも「キャッシュレス診療可」
  • 子供(=家族特約対象者)の「治療費」が200万円以上

様々なカード会社の公式㌻にアクセスし、付帯保険の補償限度額を見比べてみました。その結果年会費も考慮して、コスパの悪いカードは除外しています。プラチナカード では、本会員の治療費の補償限度額が400万円未満のカードは除いています。

特に人気のある格安プラチナカードですが、普段使いに利便性が高いと思いますが、付帯保険のように旅行需要が低迷している昨今では、力を入れる分野ではないようです。

例外として「MUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カード」は最上級のプライオリティパスが夫婦二人分を無料で発行できること、およびデュアル発行で、ゴールドプレステージカード夫婦二人分を2,200円で発行できること、両方のカードの補償限度額を合算できることなどを考慮して、海外旅行向けのカードとして残しています。

筆者は、別記事で、付帯保険の優れた「プラチナカード」や「ゴールドカード」を比較してオススメのカードについてまとめていますが、本記事も含めて、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の補償限度額を指標としています。

家族特約対象者、本記事では子供がその対象者になります。子供の治療費の補償限度額が1,000万円という指標は、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の補償限度額です。

しかし、カード会員になることを想定していません。やはり年会費が143,000円と高いので、より安価な年会費で「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と同じ程度の補償限度額が得られるようなカードを求めているからです。

筆者の息子は経済的に「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を所持する余裕はないと考えています。

したがって、本記事でも年会費という維持費が半額程度で“コスパ”の良いカードを選びたいと思います。

別記事も併せてご参照いただければ幸いです。

厳選したカードの一覧

子供の補償限度額を重点に評価した一覧です。

 本会員・
家族会員
本会員・
家族会員
本会員・
家族会員
家族特約家族特約家族特約
カード名年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
セディナゴールドカード
6,600円
配偶者カード
1,100円
最高1億円300万円300万円1,000万円200万円200万円
セディナプラチナカード
33,000円
配偶者カード無料
最高1億円1,000万円1,000万円1,000万円200万円200万円
三井住友カード ゴールド
11,000円
配偶者カード無料
最高5,000万円300万円300万円1,000万円200万円200万円
三井住友カード プラチナ
55,000円
配偶者カード無料
最高1億円500万円500万円1,000万円500万円500万円
MUFGカードゴールド
プレステージ
11,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
MUFGカード ・プラチナ・
アメックス ・カード
22,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
ミライノ カード PLATINUM
27,500円
家族会員不可
配偶者は家族特約で
1億円1,000万円700万円1,000万円500万円350万円
JCBプラチナ
27,500円
配偶者カード無料
1億円1,000万円1,000万円1,000万円200万円200万円
【参考指標】
アメリカン・エキスプレス・
プラチナ・カード
143,000万円
配偶者カード無料
最高1億円1,000万円1,000万円1,000万円1,000万円1,000万円
筆者が作表

  • セディナカード:ゴールドもプラチナも補償限度額が200万円なので、ゴールドで十分だと思います。
  • 三井住友カード:プラチナカードの補償限度額が500万円なので、年会費の差が如実に現れています。
  • MUFGカード:プラチナカードでも補償限度額は200万円とゴールドカードと変わらないのですが、プラチナ とゴールドステージのデュアル発行で両方のカードを発行できます。そうなると、24,200円の年会費で400万円の補償限度額と夫婦二人分のプライオリティパスが無料で手に入ります。
  • この一覧表の中で、1枚のカードで子供の治療費の補償限度額1,000万円の目標を満たしているのは、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」だけです。やはり優れたカードです。年会費が143,000円なのですが、家計の収入面が許せば、所持しているだけで万全の旅行保険が自動付帯しています。

「家族特約」適用範囲一覧

それぞれのカードの「家族特約」適用範囲は以下のとおりとなります。家族の範囲は各社で定義されていますが、本記事では子供保険だけを重点に評価しています。

各社の公式㌻にはさらに詳細が定義が掲載されていますので、気になる方はご確認いただきますようお願いいたします。

「配偶者が含まれるカード」
  • セディナゴールドカード・プラチナ
    本会員の配偶者、本会員と生計を共にする同居の親族、本会員と生計を共にする別居の未婚の子ども。
  • MUFGカード・ゴールドプレステージとMUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カード

本会員の配偶者、本会員と生計をともにする同居の両親(義親含む)、本会員と生計をともにする未婚の子、両親、子については、収入の無い方のみ対象となります。

  • ミライノ カード PLATINUM
    本会員の配偶者、本会員または本会員の配偶者と生計を共にする同居の親族、本会員または本会員の配偶者と生計を共にする別居の未婚の子ども。
「配偶者が対象外のカード」
  • 三井住友カード ゴールド・プラチナ
    本会員と生計を共にする19歳未満の同居の親族(6親等以内の血族または3親等以内の姻族)、本会員と生計を共にする19歳未満の別居の未婚の子ども。
  • JCBプラチナ
    本会員と生計を共にする19歳未満の子ども。

「JCBプラチナカード」と「セディナプラチナカード」は選外か?

本会員と家族会員(夫婦二人)向け高コスパ「プラチナカード」2選から

筆者が別記事で、夫婦二人分の付帯保険の補償限度額が高い、高コスパカードとして2枚のプラチナカードを選びました。それが、「JCBプラチナカード」と「セディナプラチナカード」でした。今回のカード選びでは、それぞれの家族特約の補償限度額を検討してみました。

今回の比較のため、「三井住友カードプラチナ」と憧れの「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を加えて【本会員・家族会員の補償限度額】を比べてみます。

先ず、高コスパカードとして2枚のプラチナカードを選んだ理由は;

  • 海外旅行保険が自動付帯
  • 「治療費」の補償限度額が500万円以上
  • 「配偶者」に家族カード1枚が無料で発行でき、
  • 「年会費」が40,000円以下

だからです。

カード名年会費
(税込)
配偶者カード死亡・後遺障害疾病治療
傷害治療
救援者
費用
賠償責任携行品
損害補償
JCBプラチナ
27,500円
無料
1億円1,000万円1,000万円1億円最高100万円
セディナプラチナカード
33,000円
無料1億円1,000万円1,000万円1億円最高100万円
三井住友カード プラチナ
55,000円
無料1億円500万円500万円1億円最高100万円
アメリカンエキスプレスカードプラチナ
143,000円
無料1億円1,000万円1,000万円5,000万円最高100万円 
筆者が作表
  • 本会員・家族会員の治療費の補償限度額が、「JCBプラチナカード」「セディナプラチナカード」とも1,000万円で、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と同額であることから、年会費の安さがひかり、コスパが断然良いことがわかります。
  • 納得の2枚でした。
「JCBプラチナカード」と「セディナプラチナカード」は家族特約が残念!

それでは、家族特約の治療費の補償限度額を比較してみます。結果はとても残念です。

 本・家族会員本・家族会員本・家族会員家族特約家族特約家族特約
カード名年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
JCBプラチナ
27,500円
配偶者カード無料
1億円1,000万円1,000万円1,000万円200万円200万円
セディナプラチナカード
33,000円
配偶者カード無料
最高1億円1,000万円1,000万円1,000万円200万円200万円
三井住友カード プラチナ
55,000円
配偶者カード無料
最高1億円500万円500万円1,000万円500万円500万円
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード143,000万円
配偶者カード無料
最高1億円1,000万円1,000万円1,000万円1,000万円1,000万円
筆者が作表
  • 子供(=家族特約対象者)の治療費の補償限度額が、「JCBプラチナカード」「セディナプラチナカード」とも一挙に200万円と大幅な減額です。親の5分の1まで減額となっています。これでは1,000万円の補償限度額まで増額するのがむずかしくなります。
  •  一方、「三井住友カード プラチナ」と「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」は本会員と同額であることから、年会費が高い分「スキ」のないカードになっています。年会費を考えれば当然かもしれません。
  • 「三井住友カード プラチナ」の500万円と「アメリカンエキスプレスカードプラチナ」の1,000万円の差は、年会費の差が3倍弱あることを考えると、「三井住友カード プラチナ」の500万円は検討していると言って良いでしょう。
  • やはり、年会費の高さが、家族特約対象者の補償限度額に影響していることがわかります。
  • 家族特約対象者の人数が親と子供を含むならば、夫婦二人分のコスト以上にかかることは容易にうなずけるので、付帯サービスが年会費に比例してもやむを得ないと理解した次第です。
  • 「JCBプラチナカード」「セディナプラチナカード」は、残念ながら、おすすめできない結果となりました。子供の補償限度額が200万円と期待よりも低額なために、高い年会費を許容できないと判断しました。
  • この結果を見ると、限られた収入でコスパの良いカード選びが難しくなりました。素直に任意保険に申し込むのが良さそうです。
「ミライノ カード PLATINUM」は家族会員制度がないのが唯一の欠点

「ミライノカード PLATINUM」は;

  • 本会員・家族特約対象者とも海外旅行保険が自動付帯
  • 本会員・家族特約対象者とも「キャッシュレス診療可
  • 家族特約対象者の「治療費限度額」が200万円以上

と、優等生的なカードなのですが、配偶者に家族カードを発行して家族会員にできません。

その為、夫婦間で同等の補償限度額ではないのです。配偶者と子供は、本会員の半額となってしまいます。本会員・家族特約対象者の補償限度額を同額にできないのがとても残念です。

 本会員のみ本会員のみ本会員のみ家族特約
(配偶者と子供)
家族特約
(配偶者と子供)
家族特約
(配偶者と子供)
カード名
年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
ミライノ カードPLATINUM
27,500円
家族会員不可配偶者は家族特約で
1億円1,000万円700万円1,000万円500万円350万円
筆者が作表
グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション  自動的に生成された説明

https://www.netbk.co.jp/contents/mirainocard/card/platinum.html

プライオリティパスを無料で発行可能

ミライノ カード 保険デスク(三井住友海上火災保険株式会社)

https://www.netbk.co.jp/contents/mirainocard/service/insurance.html

配偶者は、家族特約対象になっていますので付帯保険でカバーできます。

  • 配偶者は、家族特約対象になっていますので付帯保険でカバーできます。
  • 配偶者と子供の治療費限度額が半額になりますが、半額と言っても、傷害治療費が500万円、疾病治療費が350万円と、「JCBプラチナカード」「セディナプラチナカード」の200万をかなり上回っています。
  • しかし、配偶者の補償が、年会費が同額の「JCBプラチナ」と比べると格段に落ちるので悩ましいです。
  • 配偶者に家族カードを発行できないことを許容できるなら候補になります。

ゴールドカードからおすすめの候補を探す!

前述してきたとおり、1枚で補償限度額1,000万円という“コスパ”の良いカードをプラチナカードの中では見つけることができませんでした。

次善の策ですが、候補カード一覧から残ったゴールドカード4枚の評価をしたいと思います。

全カードとも子供の補償限度額が200万円と揃っています。この補償限度額がゴールドカードの相場になっていると思います。

したがって、これらのカードの組み合わせで、補償限度額を合算して1,000万円を目指したいと思います。

 本・家族会員本・家族会員本・家族会員家族特約家族特約家族特約
カード名年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
セディナゴールドカード
6,600円
配偶者カード1,100円
最高1億円300万円300万円1,000万円200万円200万円
三井住友カード ゴールド
11,000
配偶者カード無料
最高5,000万円300万円300万円1,000万円200万円200万円
MUFGカード・ゴールドプレステージ
11,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
MUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カード22,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
筆者が作表
  • 「セディナゴールド 」と「三井住友カードゴールド」は、子供の補償限度額が200万円と、本会員より減額となっています。
  • 「MUFGカード」は、ゴールドもプラチナも、グレードによる差がありません。
  • 「MUFGカードプラチナアメックス」は、年会費が高い分の付帯サービスとして、夫婦二人分の「プライオリティパス」を無料で発行していると理解しています。
  • 補償限度額がプラチナグレードに見合っていないのは残念ですが、「プライオリティパス」の無料発行は特筆すべき特典として称賛されます。

家族特約対象者が「キャッシュレス診療不可」なのがとても残念なカード

「JCBゴールドカード」と「ミライノカード トラベラーズゴールド」は;

  • 海外旅行保険が自動付帯で
  • 【家族特約】があり
  • 本会員・家族会員は「キャッシュレス診療可」だが
  • 家族特約対象者が「キャッシュレス診療不可なのです。

知名度が高い割には、家族特約者の補償限度額が低いこともあり、海外旅行に家族でゆく場合の特選カードにならないのです。おすすめの候補になりづらいカードです。

 本会員本会員本会員家族特約家族特約家族特約
カード名年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
JCBゴールド
11,000
配偶者カード無料
最高1億円300万円300万円1,000万円200万円200万円
ミライノ カード トラベラーズゴールド
11,000
(家族会員は保険付帯なし、
配偶者は家族特約で)
家族カード無料
最高5,000万円500万円500万円1,000万円250万円250万円
筆者が作表

海外旅行保険が利用付帯だが【家族特約付き】の超優良カード2選

「ミライノカード GOLD」と「セゾン・ゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の2枚は、補償限度額の高さが魅力のカードです。

ゴールドカードではコスパが高い優良カードです。ただし、今年になって自動付帯から利用付帯に変更になったことから、おすすめのカードとして声高に言えなくなりました。

しかし、

  • 本会員・家族特約対象者とも「キャッシュレス診療可
  • 家族特約対象者の「治療費」が200万円以上

を満たすカードです。

 本会員本会員本会員家族特約家族特約家族特約
カード名
年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
ミライノ カードGOLDJCB
3,300円
5,000万円500万円500万円1,000万円250万円250万円
セゾンゴールド・アメリカン・
エキスプレス・カード
11,000円
配偶者カード1,100円
5,000万円300万円300万円1,000万円300万円300万円
筆者が作表

この2種類のカードは、持っているだけでは付帯保険が有効になりませんが、国内で出発するまでに利用条件を満たせば、その補償額の高さが他のゴールドカード以上であり、万が一の場合の補償額を合算する際に光ってきます。利用条件を満たすことが容易なことから、筆者は引き続き保有し活用しているカードです。

JCBもアメックスも、海外では使いづらいカードになります。したがって、海外で使うカードとしてよりも、日本国内で利用付帯の条件を満たすために決済することで、その役割を果たすカードになるとおもいます。筆者はこの2枚のカードは利用価値があると判断しています。

「ミライノカード ゴールドJCB」は年会費が安いことから、ご夫婦で本会員になっても良いと思います。そうすることで本会員としての補償額に加え、家族特約をお互いに適用できることになり、合計750万円の補償額となります。

「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は年会費が永年無料で持てるキャンペーンが2020年にありました。

もし、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを永年無料で発行できるキャンペーンに遭遇したならば、ぜひご夫婦で入手していただきたいカードです。

ご夫婦で永年無料でこの本会員としての補償限度額になり、さらに家族特約をお互いに適用できることになり、合計600万円の補償限度額となります。

最強のコスパを実現するおすすめカードの組み合わせ!

以上、付帯保険でどこまで子供の保険を充実させられるかをテーマに、様々なクレジットカードを比較評価してきました。

基本的な方針として、子供の治療費も親の治療費も同額とすることにしました。同一行程ならば、子供だけ安価な補償限度額で済むと言うことはないと考えたからです。子供を見殺しにすることは親としてできないと思います。そのため、親子で同一の補償限度額にすることを前提にカードを選ぶことにしました。

保険は合算できるので、子供の治療費も親の治療費も1,000万円にするには、合算制度を利用するのが最適です。家族特約対象者の補償限度額が著しく少ないカードが多いので、子供の補償限度額を1,000万円に合算するための枚数が大きくなりすぎる欠点があります。

そこでできるだけ少ない枚数で1,000万円の補償限度額にしたいと思い、各カード会社のサイトを巡回して調べてみました。

プラチナ と称されるカードもいろいろありますが、家族特約(=子供の保険)が充実しているカードは少ないというのが実感です。

一般的には、ゴールドよりもプラチナカードの方が付帯保険も充実していそうな印象でしたが、プラチナ と称しても還元率が高いカード、年会費が安いカードは、付帯保険の家族特約の補償限度額は低いということもあり、候補になりませんでした。

やはり普段使いで特典が多いカード(還元率が高い)は、万が一の場合の特典にコストを振り分けていないということになります。顧客のニーズが普段使いの“お得さ”にあるならば、マーケティング上当然のことだと思います。

多くのカードが発行されていますが、前述した条件を満たすカードは少なく、そのため、一覧に入ることもありませんでした。すべてのカードを調べたわけではありませんが、大まかな傾向を掴めたと思っています。

海外旅行保険に特化した高コスパの保険商品を求めるならば、素直に任意保険に頼るのが最適な選択であるという結論になりました。

そういう中で、既に付帯保険が充実しているクレジットカードを所持しているとか、あるいは、所持する意向がある場合に提案できる最適なカードを探して、その組み合わせを考えてみました。

最強の1枚で1,000万円の補償額にする

「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」(略称アメプラ)が最強の1枚でした。

画像出典 公式ページ

公式㌻

プラチナ・カード®のサービス|クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)
あなたが輝く瞬間に。プラチナ・カード®のサービスについてご案内します。
補償額は1枚で1,000万円!

1枚で、自分も妻も、子供も全部カバーできる最強の1枚です。

しかも、全員平等に最高1,000万円の補償限度額です。

「アメリカン・エキスプレス・カード」はアメリカを除く海外では、使いづらいカードですが、自動付帯ならば所持しているだけで保険が有効なので気にする必要はありません。持っているだけで付帯保険が有効です。

 本・家族会員本・家族会員本・家族会員家族特約家族特約家族特約
カード名
年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
アメリカン・エキスプレス
・プラチナ・カード
143,000円
配偶者カード無料
最高1億円1,000万円1,000万円1,000万円1,000万円1,000万円
筆者が作表
プライオリティパスが無料で手に入る

「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」所持者は、プライオリティパスを無料で夫婦二人にそれぞれ1枚ずつ発行されます。しかも、最上級の「プレステージ 」会員のプライオリティパスです。

しかも「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」会員が保有している「プライオリティパス」は家族旅行で優れた優位性を発揮します。それは、同伴者一名が無料でラウンジを使えることです。つまり、夫婦でプライオリティパスを所持しているので、子供2人を同伴して計四名までが無料でラウンジを使えるのです。ここまで手厚いサービスが付帯してるカードは、他に2種類しかありません。

充実した保険と最上級のプライオリティパスの両方が手に入る最強のカードである。

年会費が143,000円ですが、その価値はあると思います。もし、経済的な事情が許すならば、特に海外旅行好きならば持っていたいカードです。詳しくは、公式サイトで付帯特典を詳細にご確認いただければ幸いです。

次善の策だが、4枚の自動付帯のクレジットカードで子供の補償額を1,000万円にする!

4枚のクレジットカードが必要となりますが、決して煩雑にならない組み合わせを提案いたします。

すべて、保険の掛け忘れのない「自動付帯」のクレジットカードのみを組み合わせてみました。

「三井住友カードプラチナVISA」

先ず「三井住友カードプラチナVISA」で、夫婦と子供の家族全員、平等に500万円の補償限度額を作ります。

「MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード」

さらに「MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード」で、200万円の積み増しをし、さらに、夫婦二人分のプライオリティパスを無料で発行するのです。

「MUFGカードゴールドステージMastercard」

補償額の不足分を「MUFGカードゴールドステージMastercard」で、さらに200万円の積み増しを図ります。これで合計900万円の補償限度額となります。

デュアルスタイルという発行方式なので、年会費が夫婦二人分で2,200円と超安価に済むのが優れたカードです。

「セディナゴールド カード」

さらにもう1枚追加で「セディナゴールド カード」を活用します。

これで、子供向けの治療費の補償限度額が合計で最高1,100万円にすることができます。

「セディナゴールドカード」は海外キャッシングが目的で発行しているカードですが、万が一の場合には増額手段としても活用できます。

海外キャッシングと補償限度額の増額の両方の目的で活きてくるカードです。

なお、セディナカードは年会費が無料のカードもありますが、補償限度額の増額に使えませんので、保険目的ではゴールドをお勧めいたします。なお、「セディナカードゴールド」は別物です。

補償額は「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」を上回る

以上の4枚のカードの補償限度額を計算してみましょう。

 本・家族会員本・家族会員本・家族会員家族特約家族特約家族特約
カード名
年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
三井住友カード プラチナVISA
55,000円
配偶者カード無料
最高1億円500万円500万円1,000万円500万円500万円
MUFGカード・
ゴールドプレステージMastercard
11,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
MUFGカード ・プラチナ・ Amex22,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
セディナゴールドカード
6,600円
配偶者カード1,100円
最高1億円300万円300万円1,000万円200万円200万円
合計最高1億円1,200万円1,200万円1,000万円1,100万円1,100万円
筆者が作表

補償限度額は「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」以上となり満足度の高い組み合わせです。

最も使い勝手のよいVISAとMastercardの両方のカードを所持することができるので、どこに行っても支払いに困ることはありません。

しかも、配偶者が家族会員になっているので、夫婦で同じカードを持っていることになり、身分証明書にもなるし、親のどちらかに支障があっても支払いが確実にできます。

年会費の維持費も「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」より安価

以上の4枚のカードを合算させた場合の補償限度額と年会費を見てみましょう。

カード名税込年会費(夫婦二人分)
三井住友カードプラチナVISA55,000円
MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード22,000円
MUFGカード・ゴールドステージMastercard 2,200円
セディナゴールド カード 7,700円
合計(円)86,900円
筆者が作表

格安とは言えませんが、年会費という維持費も「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」より安価です。

子供の補償限度額を、年会費で割って、年会費一円当たりの補償限度額で比較すると、この4枚持ちの方が、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の80%増しのコスパであることがわかります。

11,000,000➗86,900=126

10,000,000➗143,000=70

126➗70=1.8

プライオリティパスも無料で手に入る

「MUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カード」で夫婦二人分のプライオリティパスを無料で発行することができます。最上級の「プレステージ 」会員のプライオリティパスなのです。

JCBプラチナでも、三井住友プラチナでも、通常本会員のみ1枚しか発行できませんが、「MUFGカード ・プラチナ・ アメックス ・カード」は、夫婦それぞれにプライオリティパス1枚が無料で発行できるので、夫婦での海外旅行向きのカードです。

配偶者だけで単独の旅行に行っても、家族カードの付帯保険は有効ですし、プライオリティパスも有効です。

ただ残念な点は、同伴者がラウンジを使う場合には有料になってしまいます。つまり子供二人いるとそれぞれ32US$が請求されてしまいます。

この点では、年会費が143,000円の「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」にかないません。

保険とプライオリティパスの両方を手に入れ、しかもコストは半分で済む組み合わせです。素晴らしい組み合わせの妙であると思います。

4枚というカード枚数は「アメプラ1枚持ち」と大差がない?

海外旅行にカードが4枚も必要と考えると、多すぎるという不満が出るかもしれませんが、実は大きな問題ではないと思います。

なぜならば、アメックスカードは海外ではアメリカ以外では使えるお店が限られていることもあって、使いづらいカードです。

そのため、必ずと言ってよいほど、サブカードとしてVISAかMastercardが必要になります。恐らく、実際にはVISAとMastercardの両方を持って海外に行かれる方が多いと思います。

さらに、旅行先で現地通貨の海外キャッシングを行うならば、キャッシングコストが安いと評判の「セディナカード」か「アコムAC Mastercard」を持つ方も結構おります。

結局、所持する枚数の違いは1枚程度になってしまいます。

もちろん、既にお持ちのカードでキャッシングするという選択肢もあります。いづれにしても、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」1枚のみで海外旅行するというのは、よほどの高級ホテルと高級店嗜好でも無い限り聞かない話ですので、海外旅行には複数枚のカードを所持するのが普通だと思います。したがって4枚程度のカードの所持に不満を持つ方は多くはいないと思います。

保険求償先は2カ所で済む

さらに、これらの4枚のカードの保険求償先が結局2社なのです。

保険求償先とは、万が一の場合に、緊急連絡したり、保険金を請求する会社で、保険の引き受け幹事会社です。

「セディナカード」は三井住友カードの子会社なので、「三井住友カードプラチナ」と同じ保険会社です。保険会社は「三井住友海上火災保険」です。

MUFGカードの場合は「損保ジャパン」です。

これで、万が一の場合の連絡すべきところは2社ということで、面倒なことも解消されます。

「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」だけであれば1社だけかもしれませんが、連絡すべき保険会社がもう1社増えるだけですので、これも大きな問題にはならないでしょう。

同じ4枚持ちだが年会費のコストを下げてみる

セディナゴールド をやめてコストを下げてみる

既に年会費無料の「セディナカード」を持っていれば、そのカードでキャッシングは問題がないので、「セディナゴールド 」をやめるという策もあると思います。所持する枚数は4枚と変わりませんが、年会費が少し安くなります。

補償限度額を見てみましょう。

 本・家族会員本・家族会員本・家族会員家族特約家族特約家族特約
カード名
年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
三井住友カード プラチナVISA
55,000円
配偶者カード無料
最高1億円500万円500万円1,000万円500万円500万円
MUFGカード・
ゴールドプレステージMastercard
11,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
MUFGカード ・プラチナ・
 Amex・カード
22,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
合計最高1億円1,000万円1,000万円1,000万円900万円900万円
筆者が作表
  • 子供の補償限度額は900万円と少し下がってしまいます。
  • 親は1,000万円を確保しているので、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と同額ですので、子供の補償額が少し残念ですが許容範囲かと思います。
年会費は若干下がります

年会費を見てみましょう。

カード名税込年会費(夫婦二人分)
三井住友カードプラチナVISA55,000円
MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード22,000円
MUFGカード・ゴールドステージMastercard 2,200円
合計(円)79,200円
筆者が作表
  • 年会費が79,200円とほぼ「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の半額程度になるので、年会費のコスパだけで考えれば、“アリ”だと思います。
  • 筆者の考えでは、海外キャッシングで海外のATMを使う場合、カードを入れたまま吸い込まれて出てこない現象が発生することが稀にあるので、キャッシング用カードは2枚持ちがオススメです。
組み合わせの難点も見えてきた! さらにコスト削減が可能に!

前記の4枚持ちでは、年会費の維持費が下がりましたが、強いて難点を挙げれば、プライオリティパスの発行特典がついているカードが2種類あります。

「三井住友カードプラチナ」と「MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード」のどちらでも無料で発行できる点です。

海外旅行好きには嬉しい付帯サービスですが、使えるのは1枚のみなので、どちらか片方のカードが不要になればより年会費を節約できる可能性があります。

ただし、「三井住友カードプラチナ」の場合は「メンバーズセレクション」(年1回の特典選択方式)を使って、「プライオリティパス無料入会」特典を申し込んだ場合に夫婦二人分のプライオリティパスが入手できます。

「MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード」は、本会員が申し込みさえすれば、配偶者が家族会員ならば、夫婦二人分のプライオリティパスが無料で届けられます。

難点解消に名案!「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」1枚追加で最強の “コスパ” に!

前述の方法だとプライオリティパスを発行できるカードが2種類もあり、特典がダブってもったいない組み合わせが難点でした。

そこでプライオリティパスが発行できるクレジットカードを1種類に絞り、子供の治療費の補償限度額をあまり減らさず年会費の安価なカードで置き換えできれば、年会費の節約ができます。

その置き換えるカードの最有力候補が、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」です。

家族カードを発行可能
年会費が永年無料になるキャンペーンが2020に行われた
https://www.saisoncard.co.jp/amex/gold-cs/
損害保険ジャパン株式会社(引受幹事保険会社)
https://www.saisoncard.co.jp/pdf/futai_hoken/amex_gold-after.pdf?0531&_bdld=1+WXOt.nDaSTAQ.1624525359

「三井住友カードプラチナ」を残す場合

先ず、「三井住友カードプラチナ」を継続し、「MUFGカード」の2枚セットを他の年会費の安価なカードと置き換えられる方法を探ります。

MUFGカード」2枚セットで得られる治療費の補償限度額は400万円なので、他のカードを探す場合には、子供の補償限度額が300万円以上のカードが望ましいと思います。

300万円の補償額のカードであれば、補償限度額の合計が1,000万円となり、「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と同じ補償限度額になります。

候補としては、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」になります。

子供の補償限度額が300万円以上のカードを探しても、年会費が1万円程度のゴールドカードの中では「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」しかありません。

補償額は1,000万円を確保できます

補償額を見てみましょう。

 本・家族会員本・家族会員本・家族会員家族特約家族特約家族特約
カード名
年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
三井住友カード プラチナVISA
55,000円
配偶者カード無料
最高1億円500万円500万円1,000万円500万円500万円
セゾンゴールド ・アメリカン・
エキスプレス・カード
11,000円
配偶者カード1,100円
5,000万円300万円300万円1,000万円300万円300万円
セディナゴールドカード
6,600円
配偶者カード1,100円
最高1億円300万円300万円1,000万円200万円200万円
合計最高1億円1,100万円1,100万円1,000万円1,000万円1,000万円
筆者が作表

ちょうど1,000万円と「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」と同じ補償限度額になります。不満の無い組み合わせです。

年会費は1/2に! “コスパ”は倍増です!

年会費を計算してみると、

カード名税込年会費(夫婦二人分)
三井住友カードプラチナVISA55,000円
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード12,100円
セディナゴールド カード 7,700円
合計(円)74,800円
筆者が作表

「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の年会費143,000円ですので、ほぼ半額です。

利用付帯の条件も容易なので、コスパが良い組み合わせになると思います。

「MUFGカード」2種類セットを残す場合

年会費が高い「三井住友カードプラチナ」をやめて、「MUFGカード」2種類セットを活かす方法があります。

補償限度額が900万円に、でも許容範囲!

補償額では、子供の治療費の補償額が900万円と少し下がります。

 本・家族会員本・家族会員本・家族会員家族特約家族特約家族特約
カード名
年会費
(税込)
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
死亡
後遺障害
傷害
治療
疾病
治療
MUFGカード・
ゴールドプレステージMastercard
11,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
MUFGカード ・
プラチナ・ Amex・カード
22,000円
配偶者カード無料
5,000万円200万円200万円1,000万円200万円200万円
セディナゴールドカード
6,600円
配偶者カード1,100円
最高1億円300万円300万円1,000万円200万円200万円
セゾンゴールド ・
アメリカン・ エキスプレス・カード
11,000円
配偶者カード1,100円
5,000万円300万円300万円1,000万円300万円300万円
合計最高1億円1,000万円1,000万円1,000万円900万900万
筆者が作表
年会費は1/3に!最強の“コスパ”を実現

年会費を見てみましょう!

カード名税込年会費(夫婦二人分)
MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード22,000円
MUFGカード・ゴールドステージMastercard 2,200円
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード12,100円
セディナゴールド カード 7,700円
合計(円)44,000
筆者が作表

「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の年会費143,000円ですので、ほぼ3分の1以下です。これは驚異的なコスパといって良いでしょう。まさに最強の組み合わせとなります。

まとめ 「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の永年無料キャンペーンを狙うと “コスパ” 最強になる!

もし経済的余裕があるならばあまり悩むことなく、任意保険に申し込む、あるいは最強のカードを発行すれば済む話であると思います。

しかし、筆者のような現役を退いた世代や、筆者の息子のように子育てに金がかかる世代の一般的なサラリーマンが、年会費を維持できる範囲で、最強のコスパを求めて組み合わせを考えてみました。

それが、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」を組み合わせるというものでした。

「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」は、付帯旅行保険を2021年の7月1日から利用条件付きへと変更にしましたが、利用条件を満たすことが容易なため、高額の補償が活きてくる組み合わせとなりました。

あらためて年会費を下記に示しておきます。

クレジットカード名税込年会費(夫婦二人分)
MUFGカード・アメリカン・エキスプレス・プラチナカード22,000円
MUFGカード・ゴールドステージMastercard/VISA 2,200円
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード12,100円
セディナゴールド カードMastercard/VISA/JCB 7,700円
合計(円)44,000円
筆者が作表

この組み合わせのメリット

  • 年会費が5万円を切る維持費でありながら、治療費の補償限度額が、親で1,000万円、子供で 900万円を確保しています。
  • カードのブランドも、海外旅行でどこに行っても使える券種(カードブランド)をお好みで揃えることができます。
  • プライオリティパスも、最上級のプレステージ パスが夫婦二人分無料で手に入れられます。
  • まさに海外旅行向きのコスパ最強の組み合わせと言って良いでしょう。

さらに秘策で、驚異の “コスパ” に!

ここで特筆すべき秘策は、「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」を年会費無料で入手できる可能性があるということです。

(株)クレディセゾンは、2020年に、年会費永年無料で「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」の新規申し込みが可能なキャンペーンを開催したのです。しかも2回もです。

その条件はセゾンクラッセで星5個以上での申し込みというものでした。筆者もその時に年会費永年無料の特典を獲得しました。

したがって、前述のコスパ最強の組み合わせから、さらに年会費が12,100円差し引かれ、年会費の合計が31,900円となります。

その年会費でも、親で1,000万円、子供で 900万円の補償限度額の旅行保険の付帯を受けられていることになります。「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」の年会費143,000円と比較すると、ほぼ同じ補償額を22%の年会費で獲得したことになります。驚異的なコスパといって良いでしょう。

仮に今後そのようなキャンペーンが開催されましたならば、是非「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」を入手することをお勧めいたします。

また、海外キャッシング用に「セディナゴールド」のほか、年会費無料のカードを1枚予備として持っておくと安心です。その理由は既に述べたように、まれにATMに吸い込まれて出てこないことが起きる可能性があるからです。

本記事は、「子供の治療費の補償限度額」に特化した視点で旅行保険を検討してきました。

親の保険に特化した視点で選んだクレジットカードは、別記事にまとめておりますのでご一読いただければ幸いです。

本記事の情報は、2021年6月現在の情報をもとにまとめています。クレジットカードの付帯サービスや特典は変化の連続ですので、ご興味のある方は、それぞれ最新の情報を入手してお考えいただきますようお願いいたします。

本記事の情報が参考になれば幸いです。

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