海外旅行を目指すシニア世代のメインカードとしてのSPGアメックスカードのメリット・デメリット

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SPGアメックスカードの券面画像SPGアメックスカード
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筆者は、夫婦とも年金受給世代いわゆるシニア世代です。完全に退職したのを機に、メインカードを「SPGアメックスカード」にしました。

その理由は、「マイルにもなる」「ホテル代にもなる」という『マリオットボンヴォイポイント』を貯めるカードに出会ったからです。

退職したものの、まだまだ人生は楽しめるはずだ! 老いてこそ人生を楽しみたい!と思い、先ずは長年世話になった妻に「ちょっとラグジュアリーな海外旅行をプレゼントしよう!」と思いました。

しかし、収入は年金だけですので、飛行機代とホテル代をなんとか無料にできないかと探求していました。その結果、これだ!と思ったクレジットカードに出会ったのです。

それが、「SPGアメックスカード」なのです。しかし年会費が高額なので、申し込みを決めるまで二の足を踏んでいました。年会費が高額なカードなのに、本当に“コスパ”がいいの? “お得”なの? との妻からの疑問の声に、一緒に考えてみました。

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SPGアメックスカードの特徴と基本スペック

SPGアメックスカードとは?

SPGアメックスカードの券面画像
現在発行されているカード券面

Starwood Preferred Guestアメリカン・エキスプレス・カード、略してSPGアメックスカード」

SPGとは、Starwood Preferred Guest(スターウッド プリファード ゲスト)の頭文字を取ったもので、世界中でホテルを運営するスターウッド ホテルアンドリゾートの会員サービス名称です。

現在は、

  • マリオットリワード
  • スターウッドプリファードゲスト(SPG)
  • ザ・リッツ・カールトン・リワード

3つのホテルチェーンが統合したことで、「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)」という名称に変更になりました。

この統合によって、マリオットボンヴォイは世界最大のホテルグループ『マリオットインターナショナル社』のロイヤリティプログラムになりました。(2018年8月18日から統合されて運用、完全なシステム統合は2019年2月より)

マリオットボンヴォイのトップ画面の画像

会員プログラムの名称は変わったものの、日本でのクレジットカードの名称はもともとのSPGアメックスカードのままなので、多少混乱してしまいます。

アメリカではすでに、SPGアメックスカードから、「ボンヴォイアメリカンエキスプレスカード」」という名称に変更されています。日本でも、SPGアメックスカードは、近く「Marriott BONVoY American Express Card(マリオットボンヴォイアメリカンエキスプレスカード)」に切り替わると思います。

将来的にはこんなデザインに変わる可能性があります。

https://i1.wp.com/run-trip-miler.com/wp-content/uploads/2019/08/marriott-bonvoy-brilliant-card.jpg?resize=500%2C317&ssl=1

アメリカで発行された新カードの券面の例「Marriott Bonvoy Brilliant American Express Card」

「SPGアメリカン・エキスプレス・カード」の基本情報と特典の概要

基本会員年会費31,000円+税 (家族カード:15,500円+税)入会2ヶ月目に請求されます。
貯まるポイントの種類マリオットボンヴォイポイント
ポイントの有効期限会員アカウントが有効である限りポイントも有効、実質無期限
通常の決済で獲得できるポイント数100円=3ポイント
マイル換算:3ポイント=1マイル 1%の還元率
マリオットボンヴォイ参加ホテルでの決済で獲得できるポイント数利用料金100円=6ポイント(通常の決済の2倍)(2%)宿泊した場合の決済でさらに1US$=12.5ポイント(10+2.5)・ゴールドエリート資格によって25%のボーナスポイントがもらえます(もし1US$=100円の場合)宿泊し、利用料全てをSPGアメックスで決済すると、100円あたり合計18.5ポイント獲得できます(6%強)マリオットボンヴォイ参加ホテルに宿泊することで最大の効率でポイントがたまります
税・公共料金などの決済で獲得できるポイント数200円=3ポイント(還元率が0.5%になってしまいます)対象となる公共サービス企業は公式WEB㌻に記載されています
マイル交換レート3ポイント=1マイル(100円=1マイル) ※6万ポイントを纏めて交換すると25%分15,000ポイントのボーナスポイントが加算されて、25,000マイルとなります。実質100円=1.25マイルの換算率になります
※ユナイテッド航空のマイルへの移行は、更に10%ボーナスが付加され、100円=1.35マイルとなります
マイル交換先約40社の航空会社(ANA・JAL含む)に自由に交換できます
特典マリオットボンヴォイ「ゴールドエリート会員」が自動で付帯します
特典無料宿泊特典(一泊一室2人) 毎年カードの所持を更新し続けると、2年目以降から毎年もらえます(入会初年度にはこの特典はありません)
電子マネーApple Payに登録できます。日本国内では、QUIC Payとして利用できます。

年会費は、31,000円(+税)で高いです。金額だけで考えると躊躇してしまいます。

クレジットカード1枚を維持するために年間「3万円超」というのは、一般的なサラリーマン家庭でも夫婦会議の議論になります。年金生活者がこのレベルのカードを持つには勇気がいります。

果たして年会費以上の価値を見いだせるのか? これがすぐに決断できない理由でした。

このSPGアメックスカードで;

  • 「入会キャンペーンによって獲得できるポイン数」
  • 「マリオットボンヴォイポイント」
  • 「決済によって得られるポイント(マイル)還元率」
  • 「ポイントのためやすさ」
  • 「2年目以降の継続による、無料宿泊特典」
  • 「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)ゴールドエリー会員資格」
  • 「旅行保険等の付帯保険」

・・・などのサービスに価値を見いだせるのか?

筆者の家庭では、検討の結果、価値ありと判断し、かつ、夫婦がそれぞれ基本会員になるという決断をしました。

なお、「家族カード」の申し込みは、年会費が税別1万5千5百円にも関わらず、入会特典も、無料宿泊特典もない、旅行保険も利用付帯に限り補償がある、など、家族カード会員のサービスに年会費に見合うメリットが見出せないと判断し、妻を家族会員とせず、基本会員にしました。

しかし、配偶者が家族カードではなく基本会員としてSPGアメックスを所持することは、年会費のコストが2倍になります。入会特典が二人分になることで、二人分のコストに見合った価値が見いだせればお勧めです。

その場合は、先に所持した方が次に入会を希望する配偶者を紹介することで、紹介者の特典(30,000ポイント)と入会した配偶者の方は被紹介者の特典(36,000ポイント)をもらえます。夫婦間で紹介をすると、夫婦合わせて、66,000ポイントが貯まり、高いコストの一部を紹介者・被紹介者特典で回収できると思います。 

<詳しくは別の記事で解説します>

貯められるポイントは「マリオットボンヴォイポイント」です!

SPGアメックスカードの利用で貯まるのは、「マリオットボンヴォイポイント」です。

プロパーのアメックスカードで貯まる「メンバーシップリワード」とは異なります。

マリオットボンヴォイのロゴ画像
画像出典 マリオットボンヴォイ公式ページ

この「マリオットボンヴォイポイントは」、マリオットホテルグループでのホテル代に使えるのです。日本国内では40棟以上、全世界では7632棟ものホテルやリゾートで利用できます。

退職後に夫婦でのリゾート滞在や海外旅行ではどこに泊まりたいのか?

この問いに対する答えが、「マリオットホテルグループの利用」であるならば、これほどピッタリのカードはないのではないか! これが、筆者夫婦が決断した大きな理由の一つです。

  • マリオットグループのホテルに宿泊することで、最も高率にポイントが貯まる
  • マリオットグループのホテルの宿泊費にも使える
  • マリオットグループのホテルでの食事代・アクティヴィティ料金・アップグレードなど様々な支払いに使える

もう一つの大きな理由は、マリオットボンヴォイポイントはマイルにも交換できるのです。

  • 有効期限が実質無期限で
  • かつ、マイルへの交換率が高いことに加えて
  • 全世界の40社以上のエアラインのマイレージプログラムに交換できるのです
  • マイルへの交換比率は、100円で1マイルから、1.25マイルに上げることができ、JALカード以上に高い比率でJALマイルに移行できます
  • ANAマイルに移行する場合には、ANAプラチナカードやダイナースプレミアなどの高額なカードと比べると少し下がりますが、通常のANAカード以上の高還元率です

マイルで特典航空券を発券する場合、予約のし易さや必要となるマイル数などの条件から、最も有利な航空会社のマイルを選べたり、また、最も少ないマイル数の航空会社も選べます。

例えば;

  • ハワイにゆくにはJAL便が取りやすかったり
  • モルディブにゆくには、アラスカ航空のマイルが最も少ないマイル数で予約できたり
  • ブリティッシュ航空がマイルのバーゲンをしていたり

など、希望の航空会社のマイルに交換できるのです。マリオットボンヴォイポイントの交換先の多さは群を抜いていて、海外旅行を後押ししてくれるポイントプログラムとなっています。

このように、マリオットボンヴォイポイントは;

  • 「ホテル代にもなる」
  • 「飛行機代にもなる」

と海外旅行のコスト削減になるのは、年金受給世代にとっては嬉しい限りです。

年金受給世代・シニア世代で海外旅行を目指す方々にオススメです。

 SPGアメックスカードを保有するメリット

https://saitojunji.info/wp-content/uploads/2019/05/a4f36bb9d2a37513d312ca050df8a769.jpg
画像出典 マリオットボンヴォイ公式ページ

入会初年度は、キャンペーンで36,000ポイントもらえる!

「SPGアメックスカード」を既存会員の紹介からの入会申し込みで発行された場合には、3ヶ月以内に10万円の利用で入会キャンペーン特典の「マリオットボンヴォイポイント」が36.000ポイント付与されます。加えて10万円の決済で3,000ポイント貯まり、合計で39,000ポイント獲得できます。この入会特典の価値は、海外旅行を計画している筆者とって意味ある特典です。

「マリオットボンヴォイポイント」を6万ポイントをまとめてマイルに交換すると20,000マイルに25%のボーナスマイルが加算され、25,000マイルを獲得できます。

60.000ポイント=25,000マイル(1ポイント=0.417マイル)

この交換レートを前提に、3ヶ月以内に10万円の決済をすれば39,000ポイントたまります。39,000ポイントは「16,250マイル」となります。

1マイル=2円の価値で計算すると32,500円相当となり、年会費の95%相当と相殺できます。よって、入会初年度の年会費はこの入会キャンペーンポイントによって「実質無料」と判断できるのではないでしょうか。 

また、マリオットホテルグループの宿泊費としてポイントを使う場合、35,000ポイントで宿泊できるホテルは、スタンダードレートですと、カテゴリー5のクラスのホテルになります。ホテルの宿泊費は閑散期より繁忙期に高騰しますので、繁忙期に使う方が圧倒的にお得度が増しますので、1万数千円の価値から4万円以上の価値になります。

マリオットボンヴォイポイントの「価値」は、ご夫婦やご家族の旅行、退職後に長年お世話になった奥様を一流ホテルでおもてなしをする場合に発揮すると思います。

その意味では「SPGアメックスカード」の入会特典で得られるポイントは、高額の年会費に相当する価値があると思います。

入会特典とマイル還元率の両方が、旅行好きな方の満足度を高いレベルで両立しているのが、「SPGアメックスカード」の優れた特徴だと思います。

マリオットボンヴォイポイントは無期限で貯めることができます

クレジットカードで貯まるポイントの多くは有効期限があります。また、Tポイントや楽天スーパーポイントなどのように、短期間の期間限定ポイントがざくざくたまることを標榜するカードもあります。

JALもANAもポイントの有効期限(双方ともに36ヶ月)があります。そのため失効させてしまった経験をお持ちの方も多いと思います。我が家も何度も失効させてしまった経緯があり、電子マネーのポイントに移行したこともあります。

「SPGアメックスカード」で貯められる「マリオットボンヴォイポイント」の有効期限は厳密には決められていますが、実質的には無いと言っても良いでしょう。なぜならば、マリオットボンヴォイの会員資格を維持している限り、カード決済で、毎月「マリオットボンヴォイポイント」が貯まってゆくからです。

「マリオットボンヴォイ」の会員資格を維持するには、2年に1回以上、次のいずれかを行う必要があります。

  • 「マリオットボンヴォイ」に参加しているホテルの宿泊利用
  • 「マリオットボンヴォイポイント」の獲得
  • 「マリオットボンヴォイポイント」の交換(無料宿泊やマイルに交換など)

仮にマリオット系列のホテルに泊まらなくても、ショッピングで、SPGアメックスカードで決済をしてさえいれば実質無期限です。この条件を簡単に満たすには、毎月の定期的な出費、例えばガソリン代とか、電子書籍の定期購読代とか、サーバーの月額使用料とかを登録してさえ置けば気にする必要はなくなります。

「マリオットボンヴォイポイント」が有効期限を全く気にしないで貯められるので、ポイントを貯めるいかなる努力も無駄にならないという安心感があり、「SPGアメックスカード」をメインカードにするにも全くためらいがありませんでした。余生が短いシニア世代の悩みを解決してくれる救世主のようなカードと言っても良いでしょう。

この実質「無期限」こそ、SPGアメックスカードを保有する価値をさらに高めたと思います。安心して、どの世代の方々にとってもメインカードにできます。

マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)の「ゴールドエリート会員」資格が付与されます

SPGアメックスカードの特徴は、カード入会と同時に、世界的なホテルチェーン「マリオット・インターナショナル」社が運営する会員優待システム「マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)」の上級会員「ゴールドエリート会員」資格が付与されることです。

これが「SPGアメックス」が「ホテル界最強のカード」と言われる所以です。

当初のSPGアメックスカードは、SPG(スターウッドホテル&リゾートの会員システム)系列のホテルのカードでした。2016年9月、マリオット・インターナショナルによるスターウッドホテル&リゾートの買収で、世界最大のホテルグループ企業が誕生しました。この買収により、スターウッドホテルはマリオットの傘下に入り、そして買収と同時に、SPGとマリオットとリッツカールトンの3つの会員システムの統合が発表されたのです。そしてSPGアメックスカードがマリオットグループの「ホテルカード」となったのです。

これにより、SPGアメックスに入会するだけで、SPG、マリオット、ザ・リッツ・カールトンの上級会員資格「ゴールドエリート会員」が獲得できるようになりました。

さらに2019年2月には、この3つの会員システムが、1つの巨大なホテル・ロイヤルティープログラム「マリオットボンヴォイ」として完全統合されました。

SPGアメックスカードを1枚持つだけで「世界最大のホテル企業 マリオットグループの上級会員」になれるわけです。世界最大のホテル数を持つグループとなった合併は、世界中で一流ホテルの利用が可能となり、所有価値は格段に大きく高まったと思います。

マリオットボンヴォイの会員制度について

マリオットボンヴォイの会員優待制度では、宿泊回数によって得られる会員ステータスは以下の6段階に分かれています。

  1. メンバー:年間0~9泊
  2. シルバーエリート:年間10泊~
  3. ゴールドエリート:年間25泊~
  4. プラチナエリート:年間50泊~
  5. チタンエリート:年間75泊~
  6. アンバサダーエリート:年間100泊+$20,000利用

<画像出典:マリオット社公式㌻>

マリオットボンヴォイのゴールドエリート会員資格は、本来「1年間に25泊」して取得できる会員資格です。それが、SPGアメックスカードを保有するだけで、ゴールドエリート会員の資格を得ることができるのは、下記のような特典を考えるととても嬉しいことです。

マリオット・インターナショナルは世界最大のホテルチェーンです。30種類のホテルブランドを展開し、日本国内には44棟、世界全体では130カ国で7,632棟もの膨大な数のホテルを持っています。SPGアメックスカードを所持しているだけで、これらの世界中のホテルで上級会員として扱われるのです。

マリオットボンヴォイ・ゴールドエリート会員の特典

マリオット リワード ゴールドエリート特典
<画像出典:マリオット社公式㌻>

マリオットボンヴォイのゴールドエリート会員の特典はホテルライフを楽しくする特典です。マリオット社の公式ページから抜粋すると下記のようになります。

ゴールドエリート会員は次のすべての特典をご利用いただけます。
ご滞在ごとに25%のボーナスポイント客室料金およびお部屋付けにできるスパやレストランなどの付随費用をはじめ、対象となるご利用金額全額に対して、25%の追加ポイントを獲得できます。
より望ましい客室へのアップグレード客室アップグレードのリクエストには最善の努力で対応いたしますが、チェックイン時の空室状況によりご希望に添えない場合もあることをご了承ください。客室アップグレードは、会員ご本人様のお部屋に限り可能で、各ホテルの空室状況に基づいて対応いたします。詳細は規約をご覧ください。
午後2時までの レイトチェックアウト午後2時までのレイトチェックアウトを利用して、時間を有効に活用してください (空室状況によりご利用いただけない場合があります)。
ウェルカムギフトとしてポイントを進ホテルご到着時に、250ポイントまたは500ポイント (ブランドによって異なります) のギフトをお受け取りください。
無料の客室内高速インターネットアクセス高速インターネットを無料でお楽しみください。 
エリート専用予約ラインホテル予約のニーズに合わせて、スピーディーなパーソナルサービスを毎日24時間いつでもご利用いただけます。
会員限定料金公式ウェブサイトまたはアプリで直接ご予約ください。
完全予約保証何らかの理由でご予約の履行ができなくなった場合は、当該ホテルが全額負担で近隣の他のホテルの客室をご用意し、さらにお客様にご不便をおかけしたことへの補償を行います。
モバイルチェックインまたはキーレスの利用アプリをご利用になると、モバイルチェックイン/チェックアウトができるばかりでなく、携帯電話をルームキーとして使用できます。
特典除外日なし世界各地の7,000以上のホテルで、無料宿泊や客室のアップグレードなどにポイントをご利用ください。特典除外日はありません。
キャッシュ+ポイント現金とポイントを組み合わせたお支払いでご予約になると、55米ドル+3,500ポイントからご滞在が可能です。
即座に特典交換プログラム参加ホテルでのご滞在中、カクテル、お食事、スパ体験など、客室に料金をチャージできるものは何でも、その場でポイント交換でご利用いただけます。
ポイントセーバーPointSavers™で、より楽に、よりお手軽に旅を楽しみましょう。世界各地の人気旅行先で、お得な交換率でのポイント交換滞在が可能です。

筆者夫婦にとって旅行の楽しみを倍加させる特典として魅力なのは、

  • 「午後2時までのレイトチェックアウト」と
  • 「宿泊で25%のボーナスポイントがもらえる」です。ポイントを貯めれば無料宿泊が可能になります。

客室のアップグレードも魅力ではありますが、スタンダードルームでも十分ラグジュアリー感があります。

SPGアメックスカードによって優遇を受けられるホテル

Marriott Bonvoy logo

マリオット・インターナショナルは30のホテルブランドがあり、日本国内では44棟のホテルが展開。さらに2019年から2022年まで22軒のホテルが開業予定となっており、SPGアメックスで獲得したゴールドエリート資格を維持していれば、新たなホテルでも上級会員として扱われます。

ご夫婦の記念日に利用しても良いし、退職後に奥様への感謝を示すご旅行に利用しても喜ばれること間違い無いと思います。子供や孫と一緒に過ごすご家族のバケーションに利用しても良いでしょう。しかも、世界中のマリオットホテルからチョイスできます。老後世代になっても夢が膨らむカードです。

海外旅行をお決めになるなら、マリオット日本の公式ホーム㌻では、地域ごとにご希望のホテルが検索できます。

2019年10月現在の、グループ傘下のホテル数は、ホーム㌻によると以下の通りです。

<https://www.marriott.co.jp/hotel-search.mi>

地域グループ傘下のホテル数(棟)
米国5264
カナダ255
メキシコ111
カリブ海51
中米37
南米80
アジア798(うち日本は44)
オーストラリア・太平洋諸国42
ヨーロッパ701
中近東131
アフリカ147

もちろん国内旅行でお使いになるのも楽しみです。日本国内では下記の45棟のホテルが利用できます

マリオットホテル公式WEB㌻より2019/11/18

ホテル名ロケーション
ウェスティンホテル淡路リゾート&コンファレンス淡路市
フォーポイントバイシェラトン函館函館市
シェラトングランドホテル広島広島市
ウェスティン ルスツリゾート北海道
軽井沢マリオットホテル軽井沢町
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ神戸市
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート国頭郡
翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都京都市
ザ・リッツ・カールトン京都京都府
ウェスティン都ホテル京都京都市
イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古宮古島市
シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート宮崎市
コートヤード・バイ・マリオット白馬長野県
ザ・リッツ・カールトン沖縄名護市
名古屋マリオットアソシアホテル名古屋
オキナワ マリオット リゾート&スパ沖縄県
ルネッサンス・オキナワ・リゾート国頭郡恩納村
コートヤード・バイ・マリオット大阪本町大阪
コートヤード・バイ・マリオット新大阪ステーション大阪府
モクシー大阪本町大阪
大阪マリオット都ホテル大阪
シェラトン都ホテル大阪大阪
ザ・リッツ・カールトン大阪大阪
セントレジスホテル大阪大阪市
ウェスティンホテル大阪大阪
ウェスティンホテル仙台仙台市
琵琶湖マリオット・ホテル滋賀
伊豆マリオットホテル修善寺静岡
フォーポイントバイシェラトン名古屋 中部国際空港常滑市
コートヤード・マリオット銀座東武ホテル東京
コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション東京都
メズム東京、オートグラフ コレクション東京都
モクシー東京錦糸町東京
シェラトン都ホテル東京東京都
ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町,ラグジュアリーコレクションホテル東京都
ザ・プリンス さくらタワー東京、オートグラフ コレクション東京都
ザ・リッツ・カールトン東京東京都
ウェスティンホテル東京東京都
東京マリオットホテル東京都
シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル浦安市
南紀白浜マリオットホテル和歌山県
富士マリオット・ホテル山中湖山中湖村
シェラトン北海道キロロリゾート北海道余市郡
キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道北海道余市郡
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ横浜市

マリオットボンヴォイポイントはマイルに“お得”に交換できます!

さらにSPGアメックスカードの優れた特徴は「ポイントからマイル」への高い交換比率です。

筆者は日常の決済でマイルを貯めています。だからこそマイルへの交換レートには関心が高いのです。「SPGアメックスカード」で決済によって得られる「マリオットボンヴォイ」ポイントは、「100円=3ポイント」貯まります。

ポイントからマイルへの交換比率は通常3ポイント=1マイルなのですが、60,000ポイントをまとめてマイルに交換すると、20,000マイルにさらに、5,000マイル加算され、25,000マイルとなります。5,000マイルを通常の比率で決済によって獲得するには、50万円分の決済が必要となるので、大変“お得”です。ぜひ、60,000ポイントずつまとめてマイルに交換するよう心がけると大変お得です。

この交換比率「100円=1.25マイル」を前提にすると、この高い交換比率で、しかも40社もの好きな航空会社のマイルに交換できるのです。交換できる航空会社の多さは、プロパーのアメックスゴールド以上です。

高い交換比率、多い交換先、実質無期限の有効期間、これの要望を1枚のカードが満たしているのです。海外旅行を楽しみにしている人々が求めるクレジッカードのスペックであることは間違いありません。

マイルの移行先がANAだけではなく、JALだけでなく、旅行先への最も有利な航空会社を選べるクレジットカードは、世界中へ行ってみたい海外旅行好きにはありがたい特徴です。退職後の海外旅行のコストをかなり賄えると思うと嬉しくなります。

私たち日本人には、JALとかANAが交換先として含まれているので、旅行計画によって好きな方のマイルに移行できます。

普通は、「ANAマイルを貯めるならANAカード」、「JALマイルを貯めるならJALカード」というように、使い分けする必要があります。しかし、このSPGアメックスカードに決済を集中させておけば良いのは大助かりです。筆者の家庭では決済用のメインカードにしています。

しかも、一般的な「ANAカード」や「JALカード」は、ショッピングマイルプレミアム等の追加料金を払ってマイル移行レートをアップさせた状態でも「100円=1マイル」にしかなりませんから(特約店を除く)、このSPGカードの方が本家のカードよりもマイルが貯まるというありがたいカードです。

年間200万円の決済をすると、本家「ANAカード」や「JALカード」では20,000マイルにしかなりませんが、SPGアメックスカードであれば理論上60,000ポイント=25,000マイルを獲得できることになります。

「1マイル=2円」の価値と考えるならば、余分に得られる5,000マイル=1万円となります。高額な年会費の1/3相当分が回収できることになります。年会費が高額なカードでマイルを貯めるのは「コスパ」が悪いという不満を緩和してくれます。(特約店だけであるならばもっとマイルが貯まるし、もっと高額なANA系のプラチナカードやダイナースプレミアムカードはもっと良いレートの物もあります) 

さらにに、ユナイテッド航空の場合は10%のボーナスマイルが付加されて、ポイント:マイル=3:1.1のレートとなっているので、「100円=最大1.35マイル」となります。ユナイテッド航空の利用が多い方は注目すべきポイントとなります!

参考までに、JALとANAの公式ホーム㌻でマイルの交換比率を見ると、下記の表の通りです。ネット情報によると、裏技的なさらに貯める方法が説明されていますが、素の方法でマイルを貯めるには、SPGアメックスの方が「お得」です。

主なJALカードのマイル獲得数

出典:JAL公式㌻ 2019年11月

種類マイル還元率年会費(税込)
普通カード(JCB/VISA/Master)100円=0.5マイル2,200円
普通カード+ショッピングプレミアム加入100円=1マイル5.500円
CLUB – Aカード(JCB/VISA/Master)100円=0.5マイル11,000円
CLUB – A カード+ショッピングプレミアム加入100円=1マイル14,300円
CLUB-A ゴールド(JCB/VISA/Master)100円=1マイル17.600円
プラチナカード(JCB/Amex/MUFJ)100円=1マイル34,100円

主なANAカードのマイル獲得数

種類マイル還元率年会費(税込)
一般カード(JCB/VISA/Master)100円=0.5マイル2,200円
一般カード(JCB)+10マイルコース加入一般カード(VISA/Master)+10マイルコース加入100円=1マイル100円=1マイル7.700円8,800円
ワイドカード(JAB/VISA/Master)100円=0.5マイル7,9750円
ワイドカード(JCB)+10マイルコース加入ワイドカード(VISA/Master)+10マイルコース加入100円=1マイル100円=1マイル13,475円14,575円
ワイドゴールド(JCB/VISA/Master)100円=1マイル15,400円
JCBプレミアムカード100円=1マイル77,000円
VISAプラチナ100円=1マイル88,000円
ダイナースプレミアム100円=1.5マイル170,500円

2年目以降から毎年「無料宿泊」特典が付与されます

マリオットホテルに滞在を希望するならば、「無料宿泊特典」は年会費を回収できる絶好の特典です。無料で宿泊できるのは、「50,000ポイント」までのホテルに、1室2名まで1泊宿泊できます。

SPGアメックスの保有を継続し続けると、2年目以降「毎年」無料の宿泊特典が付与されます。

具体的には、下の表で「50,000ポイント」までのホテルに毎年1泊宿泊できるというものです。50,000ポイントで泊まれるホテルには有名リゾートホテルなども含まれます。

ホテルカテゴリーオフピークスタンダードピーク
15,0007,50010,000
210,00012,50015,000
315,00017,50020,000
420,00025,00030,000
530,00035,00040,000
640,00050,00060,000
750,00060,00070,000
870,00085,000100,000

例えば「オフピーク」時期であれば、「カテゴリー7」のホテルにも一泊できます。

このカテゴリー7のホテルというのは、日本国内でいうと「ウェスティン ルスツリゾート」「セントレジス大阪」「リッツカールトン大阪」「リッツカールトン沖縄」といった超激高級ホテルです。2名で一泊できるので、ご夫婦やご家族の記念日にお使いになるのもいいと思います。

憧れの「カテゴリー7」のホテルを公式㌻で検索すると5件のホテルがあります。

写真の出典は、マリオット日本の公式㌻です。

これらのホテルはオフシーズンといえども、一泊の宿泊費は3万円以上するので、年会費相当分しますので、それだけでも年会費が回収できると思います。

※リッツカールトン沖縄の写真(公式HPより引用)

さらに、ご夫婦それぞれが基本会員としてカードを発行していれば、リゾートホテルでの無料の2連泊も可能です。沖縄やハワイを始め世界中のリゾートホテルで可能ですので、旅好きのご夫婦にとっては夢が広がります。

筆者は、夫婦で基本会員になった理由は、このリゾートでの連泊が楽しみだからです。

SPGアメックスカードのメリットはデメリットをしのぐか?

<画像出典:マリオット社公式㌻>

日常の決済で残念な点

メインカードとして使うには、日常の決済で電子マネーにチャージできないとか、公共料金や税金の支払いでポイント還元率が半分になるというのも残念な点です。

アメックスの公式ホーム㌻から転載すると次の通りです。

ポイント加算対象外の加盟店

放送局

・ NHK

電子マネー

・ 楽天Edy 
・ モバイルSuica 
・ SMART ICOCA

寄付団体

・国境なき医師団
・国際連合食糧計画WFP協会
・国連UNHCR協会
・セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン

・日本赤十字社
・日本ユニセフ協会
・プラン・インターナショナル
・ワールド・ビジョン・ジャパン


<画像出典:マリオット社公式㌻>

200円=3ポイントで換算される加盟店
*スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードの場合は、200円=3Marriott Bonvoyポイントに換算されます。

電力会社

  • 北海道電力
  • 東北電力
  • 東京電力エナジーパートナー
  • 中部電力
  • 関西電力
  • 中国電力
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<画像出典:マリオット社公式㌻>

「プライオリティパス」は付いていません!

海外旅行で欲しいものの一つが、「プライオリティ・パス(Priority Pass)」です。世界中の空港ラウンジを使えると、空港でのひと時が新たな楽しみとなります。残念ながら、「SPGアメックスカード」にはプライオリティパスの付帯はありません。

ファーストクラスやビジネスクラスの航空券を発券できれば、プライオリティパスで入室できるラウンジには興味がない方もいると思います。

しかし、筆者夫婦のような年金受給世代のシニア世代にとっては、余生の短い世代なので、ビジネスクラスの特典航空券を発券できるまで待たずに、二人分のエコノミークラスの航空券を発券し、できるだけ多く旅行にゆくことも素晴らしい考えであると思っています。年配者にとって空港ラウンジは、旅の疲れを癒したり体力が温存できるなど、健康管理面でもありがたいと思います。

「SPGアメックスカード」は海外旅行を身近にしてくれる「マイル」にも有利で、マリオットグループという世界最大のホテルグループのカードで「ホテル」宿泊を楽しくしてくれるカードなので、プライオリティパスも是非付帯して欲しいところです。

 もう一つ残念な点は旅行保険の充実度は普通です!

旅行保険も自動付帯でついているのですが、最も使う確率が高い「傷害・疾病治療」の補償額は200万円です。特に優位性はなく他のゴールド並みと言って良いでしょう。しかし、基本会員の家族も自動付帯で同額の補償がつく「家族特約」が付帯しているのはありがたいサービスです。

他の自動付帯の保険による補償額と合算できるので、他のカードに自動付帯している旅行保険でさらに充実させることができます。あるいは、旅行保険を追加することで十分な保険にできます。

旅行代金(ツアー代金や航空券、ホテル代など)の決済にSPGアメックスカードを利用した場合は、更に100万円加算された補償額となります。利用付帯分が追加されても300万円ですので、アジア方面の旅行でさえ不足します。

また、家族カードを保有していても、旅行代金をカードで決済していない場合、補償額はないのは残念です。基本会員の家族としては補償ありますが、家族カードの発行のために高い年会費を支払っていることを考えると、“お得度”は落ちます。

私たち夫婦が、それぞれが基本会員となった理由の一つには、「SPGアメックスカード」の家族会員のメリットが少ない点です。旅行保険が利用付帯の時だけにしか付帯しないのもその一つです。

夫婦がそれぞれ基本会員になっているメリットは、基本会員としての補償額と、家族特約の補償額の二重で補償額が増額される点にあります。つまり、自動付帯分で400万円の補償額となり、もしも旅行代金の支払いを「SPGアメックスカード」で決済していれば、利用付帯分も付加され、それぞれが500万円の補償額となり、アジアなどでは十分なレベルの補償額となります。

北米旅行ではまだ不足しますので、他の追加の補償額が必要となります。我が家では旅行保険が充実している無料で発行できるカード(例:エポスカードなど)を所持したり、有料でも旅行保険が充実しているカードを保有することで、旅行保険の補償額を増やし、「SPGアメックスカード」と併用することで、旅行保険の補償額不足の問題を解消しています。

海外旅行をもっと楽しみたいご夫婦には、夫婦で基本会員になっていると、こんな利点があります。

しかし、「SPGアメックスカード」には、できれば「旅に強いカード」として、自動付帯の補償額を増やし、「旅行保険にも強いカード」にしていただけるなら最高のクレジットカードになると思います。

ご参考までに補償規定の抜粋をみてください。

ハワイやアメリカ本土への旅行には、利用付帯分も含めても不十分な補償額なので、他のカードとの合算か、旅行保険で賄うことが必要となるので、お手持ちの他のカードの補償額を確認してください。

アメリカ本土やハワイなどへの旅行を計画の場合は、「傷害治療費」や「疾病治療費」の補償額をできるだけ1千万円程度となるようお薦めします。

重要な補償金額を、表として纏めましたが、

利用付帯分も含めた合計額(決済している場合)自動付帯分(決済していない場合)
傷害死亡・後遺障害保険金(海外)最高 1 億円最高 5,000 万円
傷害治療費用保険金(海外)最高 300 万円最高 200 万円
疾病治療費用保険金(海外)最高 300 万円最高 200 万円
賠償責任保険金(海外)最高 4,000 万円最高 4,000 万円
携行品損害保険金(海外)1旅行中最高50万円1旅行中最高50万円
救援者費用保険金(海外)保険期間中最高400万円保険期間中最高 300 万円
国内旅行最高 5,000 万円最高 5,000 万円

※上記は本会員の保険金額ですが、家族特約もあり、上記「自動付帯分(決済していない場合」の額と同額となります。※赤字部分の金額が、実質的には最も重要な金額となります。

また、離島へのご旅行には、万が一の大怪我や重病になった場合には緊急搬送のためヘリコプター料金や、空路帰国するときにはストレッチャーによる座席占有と医師や看護師の同乗が必要となるので、「救援者費用」も跳ね上がります。

このため、訪問地がどこであれ、可能な限り1千万程度の補償額を目指し、自動付帯のクレジットカードを複数持つことをお薦めいたします。

<旅行保険については別記事でさらに詳しく説明いたしまます。>

まとめと結論

「SPGアメックスカード」のデメリットは何かと問われると、高い年会費(31,000円+税)がデメリットの最初にくるでしょう。確かに一般的なサラリーマンにとっても高額なカードになるので、年金生活者にとっては、とても高額な部類に入るカードです。

しかし、筆者はカードホルダーが受けるサービスの対価としての年会費と考えて、特典やサービスの先払いだと思って納得しています。

ここでは、年会費が無料のカードやJAL/ANAのカードでは絶対できないサービスの価値を判断しましょう。SPGアメックスカードそのものが提供するサービスをまとめて見ると下記のようなサービスや特典が獲得できます。

  • マリオットボンヴォイおよびSPGアメックスの入会特典の獲得
  • マリオットボンヴォイ「ゴールドエリート会員資格」の獲得
  • カード継続ごとに毎年、無料宿泊特典を獲得
  • カード利用代金100円につき3ポイントの獲得
  • マリオットボンヴォイ参加ホテルでの支払いでさらにボーナスポイントの獲得
  • マリオットボンヴォイ参加ホテル直営レストラン&バーで15%オフの特典お獲得
  • マリオットボンヴォイポイントを無料宿泊に使える特典の獲得
  • マリオットボンヴォイのポイントをマイルに移行できる特典の獲得
  • アメックスカードのトラベルサービスの利用特典の獲得
    ・旅行障害保険が自動および利用付帯
    ・航空便遅延費用補償
    ・帰国時の手荷物無料宅配サービス
    ・国内空港ラウンジ(同伴1名無料)、エアポートサービス
    ・海外でも日本語対応可能なオーバーシーズ・アシスト
  • アメックスカードの付帯保険サービスの利用特典の獲得
    ・キャンセル・プロテクション(キャンセル費用補償)
    ・オンライン・プロテクション(ネット上での不正使用を補償)
    ・リターン・プロテクション(返品の補償)
    ・ショッピング・プロテクション(破損・盗難などの損害補償)

年会費の元を取ることが可能な特典として、カード更新ごとに得られる無料宿泊特典があります。

無料宿泊特典利用において、対象日除外がないのが何よりもありがたい特典です。除外日がないことで、正月やゴールデンウイークでも利用できます。筆者のような退職した夫婦であっても、孫守りや子供の家族と一緒に旅行にゆくには、子供の家族の休日に合わせなければなりません。除外日がないことで、この特典の価値はさらに高まったと思います。世界中のマリオットボンヴォイ参加ホテルが対象です。クリスマス休暇で賑わう有名なホテルへの宿泊も可能ですが、「ピーク」「スタンダード」「オフピーク」の3シーズンで必要となるポイント数が変わりますので、追加でのポイントが必要になる場合もあります。事前にお確かめいただき、この場合でも日程をずらすことで利用できるようになる場合もあります。

50,000ポイントまでのホテルの宿泊料を予約サイトで確認し、その金額が、年会費以上であれば、元を取れることになります。

年会費の考え方ですが、宿泊費の前払いと考えれば、その年会費の高さも妥当かなと思えてきます。また、新規入会特典で貯まるポイントをマイルに移行すれば、そのマイルで獲得できる航空賃を年会費で充当(事前購入)したようなものです。

この初年度の年会費については、SPGアメックスの紹介入会特典キャンペーンを活用することで納得できます。入会後3ヶ月以内に10万円以上のご利用で30,000ポイントが付与されます。紹介入会で更に6,000ポイント、10万円の決済で3,000ポイント、計39,000ポイントが貯まります。

マリオットボンヴォイは6万ポイントを2.5万マイルに交換できます。マイルの価値は一般的に1マイル=2円相当の価値があると言われることから、6万ポイントは5万円の価値があると想定すると、39,000ポイントは、約32,500円相当になります。(1ポイント=0.833円)これは初年度に支払う年会費(31,000円+10%税=34,100円)の95%を3ヶ月で回収したことになります。もし紹介で入会しなければ、6,000ポイント=5,000円相当少なくなり、27,500円です。「SPGアメックス」カードの発行申し込みには、紹介による入会が、最もお得度が増します。

いずれにせよ、4ヶ月目以降の決済で貯まるポイントを6万ポイントごとにマイルに移行すれば、JAL/ANAカードの100円=1マイル以上にマイルが貯まり、年会費分は十分に回収できると思います。

このように考えると、初年度に無料宿泊特典がつかなくても、初年度に支払う年会費31,000円+消費税10%分に見合った価値があると思います。

入会発行希望の方は「紹介プログラム」の利用が必須!

高い年会費(31,000円+税)の元を早く取るなら、紹介プログラムの利用の一択です。紹介プログラムには、お近くにいるSPGアメックスの会員に依頼するのが最も近道です。

SPGアメックスカードの入会申し込みには、WEB㌻から直接申し込むことができますが、最も“お得”に入会特典を獲得できるのが、「紹介プログラム」よるカード会員への入会申し込み発行です。


「紹介による入会」の特典をまとめると下記のようになります。

  • 「SPGアメックスカード」は紹介によって発行するのが一番お得な発行方法!
  • 紹介特典として6,000ポイントが、通常の入会特典に追加で付与! これは20万円分の決済によって獲得できるポイント数です。
  • 「SPGアメックスカード」の発行手続き前に、マリオットインターナショナルグループの会員ロイヤルティプログラム「Marriott Bonvoyマリオットボンヴォイ」への入会が必須!
  • 「Marriott Bonvoyマリオットボンヴォイ」の入会も、紹介によって入会すると、追加で特典ポイントが付与!
  • 最も“お得”に「SPGアメックスカード」を発行するには、紹介によって「マリオットボンヴォイ」に入会し、その後に「SPGアメックスカード」の申し込みをする!!

すでに会員となってSPGアメックスカードを保有している配偶者や友人から「専用URL経由」で申し込むだけで紹介キャンペーンが適用されます。

 せっかく「SPGアメックスカード」の発行を申し込むなら、6,000ポイント多くもらえる「紹介プログラム」を絶対に利用すべきです!

なお、「SPGアメックスカード」だけでなく、「マリオットボンヴォイ」の入会も紹介プログラムの適用が最も“お得”ですので、最初に「マリオットボンヴォイ」の入会をし、会員番号を取得してから、「SPGアメックスカード」の入会申し込みをしてください。

両方を紹介プログラムで完了したい旨を、お知り合いの既存の会員にお願いし「入会特典」を両方を獲得しましょう。

もし紹介してくれるSPGアメックスカードの所有者が近くいない場合には、私も、紹介可能ですのでご連絡いただければ迅速に対応いたします。 

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