「三井住友カードVISA」がアップルペイに対応
今月11日に、筆者も含め三井住友カードのユーザーのスマホに次のようなキャンペーン情報が入ってきました。
また、５月１１日付で公式サイトにプレスリリースも発表されました。
プレスリリースは下記の公式㌻からpdfファイルでダウンロードも可能です。
本キャンペーンにご関心のある方は是非、オリジナルの記事に目を通していただくと、登録の仕方や注意点もよく理解できると思います。
https://www.smbc-card.com/company/news/news0001596.pdf
本記事によれば、今回のキャンペーンは、三井住友カード株式会社が発行する「Visa」ブランドカードのApple Payに正式に対応したことを記念して行うキャンペーンとなっております。
キャンペーンの公式サイトは
三井住友カードは電子マネー「iD（アイディ）」としても利用可能
筆者は三井住友カードVISAをこれまでもApple Payに登録して使ってきましたが、iPhoneのウオーレットアプリを見ると、電子マネー「iD（アイディ）」としての支払いでした。
iDの支払い方式には、
「プリペイド型（前払い方式）」
「デビット型（即時払い方式）」
「ポストペイ型（後払い方式）」の3種類があります。
「三井住友カード」をアップルペイに登録すると、
「ポストペイ型（後払い方式）」の電子マネーとなります。
筆者は、事前チャージ方式の電子マネーは、現金の死蔵が発生するのでお得感が全くないと感じています。そのため、事前チャージ方式の電子マネーは、利用頻度が高く、割引特典がある「WAON」や「スイカ」などごく少数だけに限定してきました。
でも、飲食店の中でも吉野家のようにクレジットカードが使えないが、電子マネーが使えるお店があります。そんなお店などではスマホ決済で使える電子マネーを使います。そんな場合は、「ポストペイ型（後払い方式）」の電子マネーを使っています。そのため、「クイックペイ」か「iD」のいづれかを使うことが多いです。
アップルペイに登録した「三井住友カードiD」は、電子マネーの「iD」で支払うことになりますが、実際はクレジットカードの「三井住友カード」で支払った形になり、後日、三井住友カードの請求書に合算されて引き落としされます。
いわゆる、ポストペイ型（後払い方式）の「iD」に分類されるので、筆者にとっては「三井住友カードiD」は有力なスマホ決済の選択肢でした。
VISAブランドのアップルペイ対応
2021年5月11日に、VISAの日本法人も公式ページで、アップルペイに対応したVISAブランドのカードを公表しました。
VISAは世界中で非接触方式のキャッシュレス決済を推進してきましたが、日本国内では「VISA」カードとしての対応は遅れていました。
5月11日に公表された対応カード会社の一覧では、下記のカード会社が発行しているクレジットカードがアップルペイに対応したカードです。
5月現在では決して多くはありませんが、これらのVISAブランドカードがアップルペイに対応したことで、スマホのタッチ決済による支払いが可能となりました。
iPhoneやApple Watchを使ってコンビニやスーパーを始め、国内外のタッチ決済（非接触決済方式）に対応 しているVisa加盟店で、アップルペイ（Apple Pay）により非接触決済方法で「VISA」カードとして支払いが可能になります。
海外旅行でも現在持っているiPhoneやApple Watchで決済ができることになり、利便性と安全性が増すのが嬉しいです。
実店舗だけでなく、ネットショップ他通販サイトでもアップルペイ（Apple Pay）に対応しているアプリやウェブなどであればオンライン決済が可能となります。
また、Apple Payに登録されている「Suica」や「PASMO」へのチャージも可能となります。
アップルペイ（Apple Pay）がますます便利になり、iPhoneやApple Watchのユーザーとしては大喜びです。コロナが収束した後の海外旅行が待ち遠しいですね。
三井住友カードVISAのキャンペーンの概要特典
キャンペーンの特典
現在三井住友カードがキャンペーンを開催している特典は次のとおりです。
キャンペーン期間中に、Apple PayでVisaのタッチ決済を利用すると、
支払額の１５％分、上限1,000円分をプレゼントされるというものです。
したがって、7,000円の支払いで、その15％は1,050円ですので、最もお得度が高いのは7,000円までということになります。それ以上の高額な支出をしても、限度額の1,000円分のプレゼントが付与されるということになります。
決して、高額なキャンペーンではありませんが、１５％の還元を獲得できるチャンスは多くはないので、筆者は積極的に使います。
マクドナルド・セブンイレブン・ファミマ・ローソンでの利用は２０％の還元
キャンペーン㌻には「ベースのポイント還元分は含みません。」と記載されているとおり、カード利用で得られる基本還元ポイントが含まれていないので、筆者夫婦が所有しているナンバーレスカード(NL)を下記のマクドナルド・セブンイレブン・ファミマ・ローソンで利用すれば、基本還元率５％に１５％が加算され、合計で２０％の還元となります。
公式ページのQ&Aにも同様の答えが掲載されています。
- Q三井住友カードVISA（NL）を持っています。
「コンビニ3社とマクドナルドでポイント最大5％還元！」と今回のキャンペーン特典は別でもらえますか？ - A 今回のキャンペーンは、ベースのポイント還元分を含んでおりません。
つまり、「コンビニ3社とマクドナルドでポイント最大5％還元！」 + 本キャンペーン15％ ＝ 最大20％還元です。
プレゼントの内容
付与されるプレセントというのは、公式㌻よると次のとおりです。
利用するカードによって、特典の付与方法が異なりますので注意が必要です。
Vポイントはお得か？
筆者は、スタンダードカードを所有しているので、Vポイントによる還元となります。
筆者は現金で還元される「キャッシュバック」が一番お得だと思っています。ポイント還元は結局次の支出で消化することになりますが、支出先がポイントが使えるショップに限定されるので不便なことが多いと思っています。
今回の三井住友カードVISAのキャンペーンで還元されるのが「Vポイント」なのは残念ですが、他社のクレジットカードも、押し並べて利用特典が「ポイント」なのでやむを得ないと思っています。
三井住友カードの「Vポイント」はキャッシュバックと言って、クレジットカードの支払いに「Vポイント」を充当することができるので、現金に次ぐ利便性があると思います。
筆者は、夫婦でそれぞれ対象カードを２枚ずつ所有しているので、２枚ともアップルペイに登録済です。
登録可能なVISAカードが複数枚あれば、それぞれをアップルペイに登録しておけば、枚数分だけ、還元が得られることになります。
６月は孫の誕生日でささやかなお祝いの食事も予定しているし、孫もりのおもちゃや遊び道具を買う予定でもいたので、夫婦で本キャンペーンに参加します。
エントリーは不要となっているので、アップルペイに登録し、利用するだけですので、手間いらずです。
キャンペーン期間
2021年5月11日（火）～6月30日（水）
来月の末日まであるので、１ヶ月間の期間であれば十分に上限に達する金額ですので、慌てなくても良いと思います。
筆者のような高齢者というか、年金生活者は面倒くさがり屋が多いので、この機会にアップルペイへの登録や使い方を練習する機会とするつもりで良いと思います。
キャンペーン特典の付与の条件
本キャンペーンの対象となる支払い方法は限定されています。
期間内にApple Payで「Visaのタッチ決済」で利用することが必須の条件です。
公式キャンペーン㌻に詳細な注意点が記述されています。
特に注意するのは対象外に該当する利用です。
- ICチャージ（交通系IC含む）の利用は対象外。
- iDでのご利用は対象外。
- Apple Payに対応したオンラインショッピングの利用分は対象外。
対象カード
VISAブランドのカード限定です。
公式㌻に掲載されているカードは下記の通りです。
プロパーカードの他「ANA VISAカード」も対象になっています。複数枚お持ちの方は事前に公式サイトで確認なさると対象カードが分かります。
アップルペイ「Apple Pay」への登録と利用手順
アップルペイ（Apple Pay）への登録
アップルペイへの登録は簡単です。「Vpass」アプリから、すぐ登録できます。
登録手順は、三井住友カードの公式サイト、あるいはアップルのサイトでも解説がなされていますので、ご参考になさってください。
アップルペイ「Apple Pay」の利用
本キャンペーンは、「iD」カードとして利用してしまうと、還元ポイントが得られないので、利用する前に、「VISAカード」として登録されているか確認する必要があります。
以前にアップルペイに登録したままだと、「iD」のままになっています。
必ず、再登録の手続きをしましょう。
公式サイトでの解説を下記の通り掲載します。
STEP1：Apple Payの設定を確認する
登録が正常に完了したかどうかは、iPhoneのWalletアプリから確認できます。
「VISA」の文字が確認できれば、正常に登録したことになります。
iPhoneやApple Watchのアプリで対象カードの券面に「Visa」のマークがあれば、設定完了です。
STEP2：Visaのタッチ決済をApple Payで利用する
Visaのタッチ決済は、コンビニやスーパーなど、リップルマークのある店で利用できます。
支払いの際は、店員に「Visaで」または「Visaタッチで」と伝えて、必ずタッチ決済をすることが必須の条件です。
- また、タッチ決済対応のセルフレジ（セブンイレブンなど）」では、支払い選択ボタンを選択する際に、「クレジットカード」を選択することです。Apple Payのボタンをタップすると、iDでの決済となり、本キャンペーンの対象となりませんのでご注意ください。
- iPhoneのホームボタン・サイドボタンをダブルクリックしてWalletアプリを起動し、お店の決済端末にかざしてください。決済音が鳴れば、お支払い完了です！
支払いの際は、
「Visaで！」
「Visaをタッチで！」
と必ずタッチ決済であることを確認したほうが無難です。店員によっては、「はいはい」と返事をしても、通常のカード決済と思っている方がいます。しつこいぐらいに「タッチ」を連呼したほうが確実です。
まとめ 三井住友カードナンバーレス(NL)のおすすめ
三井住友カードは、カードを利用して得られるポイントを「Vポイント」に変更して、一層利便性を高めてくれました。
新規入会特典を付与するキャンペーンも頻繁に開催していますが、既存のユーザー向けにも様々なキャンペーンを開催してくれています。いづれも、「Vポイント」の付与ですが、ポイントの付与自体は、各社とも共通しているので、やむを得ないと思います。
「Vポイント」はクレジットカードの請求額の支払いにも使えるので、キャッシュバックキャンペーンと同様に考えても良いと思っていますので、筆者も使う機会が多くあります。
すでに三井住友カードをお持ちならば、アップルペイに登録するのは簡単ですので本キャンペーンに参加してみても良いと思います。
高齢化してくる年金生活者にとって、「面倒臭い」という気持ちが最大の敵です。
せっかくのお得なキャンペーンも逃している高齢者が大勢います。
面倒な心を征服し、キャッシュレス時代を長く生き抜き、お得な恩恵を少しでも獲得しましょう。
デジタル機器を使いこなしてゆく心がけを持つことがイキイキと生活することにつながります。
三井住友カードは銀行系のカード会社で敷居が高めのイメージですが、三井住友カードナンバーレス(NL)は年会費無料で持てるカードですので、安全面でも問題はないし、セキュリティも優れたカード会社なので、年金生活者でも三井住友カード（NL）を作っても困ることはないと思います。
頻繁に開催されるキャンペーンを有効に活用すれば、お得なカードにもなります。
筆者は夫婦でそれぞれ本会員として複数枚の三井住友カードを使っていますが、年会費が無料の上、キャンペーンのお得度が変わらないのであれば、ナンバーレスカード１種類に絞ろうかと思っています。
三井住友カードナンバーレス(NL)をお持ちでない方は、新規入会特典もあるので、是非検討しても良いかと思います。
お得にキャッシュレスをお考えのご同輩の方々にこれらの情報がお役に立てば幸いです。
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