三井住友カードが、スマホ決済で1,000円を上限にキャッシュバック還元するキャンペーンを開催しています。
今年はキャッシュレス決済の普及でクレジットカードを活用する場面が増えました。その中でもスマホ決済アプリ（アップルペイ・グーグルペイ）にクレジットカードを登録して非接触型の決済方法（タッチ決済とも言われます）も普及してきました。
特に、「アップルペイ」はiOSの端末であるアイフォン（iPhone）とアップルウオッチによる決済アプリとして普及すると共に、Android系端末でも「グーグルペイ」による支払いが幅広く使われるようになりました。
筆者はiPhoneを使用しているので、アップルペイを日常的に活用しています。
スマホ決済はクレカを持ち歩くよりセキュリティ上も安全です！
クレジットカード決済は一般的に「後払い方式決済」と言われ、決済した後に、カード会社指定日に銀行口座から引き落としされます。そのため、事前チャージ方式の電子マネーと比べ、無駄金と言うか遊び金が発生しないのが大きなメリットです。
筆者は電子マネーも（ワオン・ナナコ・スイカ・他）使いますが、この事前チャージによる無駄金/遊び金の金額は、事前チャージ方式の電子マネーの種類が増えると馬鹿にならない金額になります。そのため筆者は、事前チャージ方式の電子マネーは断捨離をしています。
しかし、非接触決済方式のクレジットカードは、決済時には便利なのですが大きな欠点があります。それはクレジットカードの紛失や盗難で、もし他人に使われてしまった場合、暗証番号も指紋認証もサインも不要なため、悪用されるリスクが高いのです。
ところが、アップルペイやグーグルペイで利用するとなると、スマホのロックを解除し、アプリを立ち上げ、カードを選択してから決済手続きです。無防備なカードの所持と比べるとスマホの強固なセキュリティがリスクをグーンと軽減してくれます。スマホの紛失・盗難というリスクはなくなりませんが、クレジットカードを持ち歩く必要がないというメリットは大きいです。クレジットカードの紛失や盗難から防ぐ労力が半減するのは、夜間の外出や旅行では大変助かります。
筆者は、スマホ決済の利用をもっと普及させるために、アップルペイ・グーグルペイの活用をもっと促すキャンペーンを各社で大きく開催していただきたいと思っています。
スマホ非接触決済方式の種類と三井住友カード
クレジットカード決済の非接触方式は、日本国内の開発グループがNTT主導の「iD（アイディ）」とJCB主導のQUICPayおよびQUICPay+（クイックペイ）の二つに分かれたことから、
- クイックペイ（QUICPayおよびQUICPay+）
- アイディ（ID）
の二つの方式に分かれています。
三井住友カードは「iD」（アイディ）方式です。
MMD研究所による「2020年2月 スマートフォン決済（非接触）の満足度調査」によると、主要６種類の非接触型決済サービスの「満足」「やや満足」をあわせた総合満足度が最も高かったのは；
「モバイルSuica」で67.0％、次いで「iD」が57.0％、「QUICPay」が56.0％となっています。
出典：https://dime.jp/genre/866762/
これらの決済手段に使えるクレジットカードも急速に増えてきたことで、各社とも競争が激しくなったのか、還元キャンペーンが頻繁に開催されています。クレジットカードのユーザーとしては嬉しい状況になってきました。
その中でも、決済額のキャッシュバック還元は、支払請求額から還元分が差し引かれるので最も嬉しい還元方法です。ポイント還元と異なり、顧客優先の特典であり大歓迎です。
三井住友カードが現在開催中のこのキャンペーンは、還元額が1,000円と少ないですが、時流にかなったカードユーザーへの還元の一つです。
筆者は夫婦でiPhoneで利用しています。
キャンペーンの概要
三井住友カードをアップルペイ・グーグルペイにカードを登録して、スマホあるいはスマートウオッチで決済することで、1,000円を上限に還元するキャンペーンです。
キャンペーン期間
キャンペーン期間は２０２０年１０月１日から１２月３１日までとなっており、現在開催中です。
還元の上限額が１,000円と金額が少ないので、急ぐ必要はないと思いますが、キャンペーンに参加するにはエントリーが必要です。
キャンペーンのながれ
先ずはキャンペーンにエントリーする必要があります。
ついで、お手持ちの「三井住友カード」を新規でApple PayまたはGoogle Payに設定します。
- Apple Payの詳細・設定方法はこちら
- https://www.smbc-card.com/nyukai/add/applepay/index.jsp
- Google Pay の詳細・設定方法はこちら
- https://pay.google.com/intl/ja_jp/about/learn/
登録できる枚数は、対象カードがあれば複数枚できますが、還元対象となるのは、新規で登録するカード１枚のみです。
そして、キャンペーン期間中に、Apple Payまたは Google Pay を利用してお買物の決済をします。
決済額のうち、最大1,000円を上限として還元されます。
特典還元スケジュール
カードの請求額のうち1,000円を差し引きて引き落としされるというのは嬉しいですね。
請求額なない場合は、登録カードの引き落とし銀口座宛振り込まれると言うのも良心的な対応で好感が持てます。このような企業姿勢が三井住友カードの人気の秘密かもしれません。
注意点
公式ページの注意書きに詳しく掲載されていますのでご確認願います。主な注意点は下記の通りです。
・キャンペーン登録エントリーが必要です。
・Apple Payまたは Google Pay に登録が必要です。
・還元は、一人1,000円です。
・キャンペーン対象カードは１枚だけです。
過去にApple Payもしくは Google Pay に設定したことのあるカードは、本キャンペーンの対象となりません。
オンラインショッピングは対象になりません。
まとめ
三井住友カードは年会費がかかるカードだけに、１,０００円のキャッシュバックは大いに歓迎です。
新規入会特典で年会費の元を取った方もいるかと思いますが、新規入会特典の対象外の既存の会員向けのキャンペーンが少ないのが現状です。
筆者の所有する三井住友カードは年会費が1,375円、妻のアミティエカードも1,375円なので、年会費分の大半の元が取れます。
1,000円のキャッシュバックキャンペーンは１枚だけに適用されるので、複数枚ある全てのカードの年会費分がチャラにはなりませんが、筆者夫婦のような年金受給者の場合には収入が増えないので、ありがたいキャンペーンです。
今回のキャンペーンだけでは、年会費が実質無料とはなりませんが、通年で各種キャンペーンを利用し、実質無料のカードにしてしまえば、三井住友カードを解約せず利用し続けられます。
年金受給世代の方々には、スマホ決済がセキュリティの面からもおすすめです。億劫がらずにアップルペイ・グーグルペイを活用してはいかがでしょうか。
コメント