お得なチャンスにポイントを購入しました
筆者のメインカードは「SPGアメリカンエキスプレス(略称アメックス)カード」です。高額な年会費(税別31,000円)にもかかわらず、メインカードにしているのは、「マリオットボンヴォイポイント」を貯めたいからです。
- 40社にも及ぶ航空会社のマイルにもなる、
- マリオットグループのホテル代にもなる、
- しかも、実質的に無期限に貯められる
こんなポイントを貯めることができるクレジットカードがあることを知ったからです。
それが「SPGアメリカンエキスプレスカード」だったんです。
その「マリオットボンヴォイポイント」を貯める方法は、宿泊とショッピングの決済だけではなく、直接インターネットで「購入」できるのも嬉しいメリットです。
マリオットボンヴォイでは2月18日から3月25日まで「ポイント50%割り増しキャンペーン」を行なっていました。筆者はこの機会に購入しようと思っていましたので、円高の機会を待っていました。
「マリオットボンヴォイポイント」の購入は、US$建て決済になるので、今月(2020年3月)に入り、いっときではありますが、円高になったチャンスに購入してみました。
「マリオットボンヴォイポイント」のマイル還元率
「SPGアメリカンエキスプレスカード」のマイル還元率は、通常は1%です。
正確には、
- 100円の支払いで3マリオットボンヴォイポイントが貯まり、
- 3マリオットボンヴォイポイントは1マイルに交換できるので、
- マイル還元率は1%
と言われます。
通常の決済では、100万円の決済で、3万ポイント=1万マイルが貯まる計算になります。
ただし、60,000マリオットボンヴォイポイントを一度にマイルに交換すると、25%のボーナスポイントが加算されて75,000ポイントなり、マイルに交換すると、25.000マイルになります。その場合のマイル還元率は1.25%です。
1.25%の還元率は、ANAやJALのプロパーのカードを上回ります。
6万ポイントを貯めるには、200万円の決済が必要になります。
決済で貯まるポイントは、必要な支払いをSPGアメックスカードで決済する事で、オマケ的に貯まるポイントです。
マイルへの交換を目的にすると、高額な決済が必要となり、長い年月がかかります。退職したシニア世代は健康寿命との戦いもあり長い年月を待ち続けるのは容易ではありません。
そこで、マイルを買う仕組みがあれば便利です。航空券を買う値段よりも格安で航空券が入手できるなら、チャレンジする価値はあると思います。
JAL/ANAカードでのマイル還元率はどうか?
筆者は、JALカード・ANAカードも所有して、それぞれの特約店でマイルを効率よく貯めるために使用しています。ちなみに、日本国内の有名航空会社2社、ANAとJALのプロパーカードで決済した場合のマイル還元率はSPGアメックスカードと同じようなものです。
- JALカードでは「ショッピング・プレミアム」という有料のサービス(税別3,000円)に加入すると、マイル還元率が1%になります。
- ANAカードでは、「10マイルコース」という有料サービス(税別6,000)に加入すると1%になります。
両社のカードとも還元率1%なので、決済だけでマイルを貯めるのは、貯まることは溜まっても、海外旅行にビジネスクラスでゆく夢には遠い気がします。
また、両社のカードでためたマイルの有効期限は36ヶ月です。
何百万円もの決済する人であれば期限内に特典航空券に交換できる可能性は高いですが、一般的なサラリーマンや退職したシニア世代には厳しいものがあります。そこで、ANA/JALカードで貯めておいたマイルに、マリオットボンヴォイポイントで補い、特典航空券に交換する作戦は大いに“あり”だと思います。
マリオットボンヴォイポイントを購入するメリット
航空会社によっては、自社のWebサイトでマイルを売ってる会社もあれば、日系のJAL/ANAのようにマイルを売っていない航空会社もあります。
しかし、マリオットボンヴォイポイントは世界の40社に及ぶ航空会社のマイルに交換できるのです。このマリオットボンヴォイポイントを買えるならば、マイルを買うのと同じです。
課題は価格です。日本で購入する場合は、US$の外貨建て決済になるので、円高を狙うのが最も格安になります。
今般の「ポイントセールキャンペーン」では購入したポイントの50%が加算されました。
60,000ポイントがなんと、500US$で購入できるのです。
1US$が100円ならば、50,000円です。
いわゆる「バイマイルBuy Mile」と言われ、マイルを買うのと同じ意味になります。
- ショッピングの決済で貯めるよりもはるかに時間を短縮できます。
- ショッピングの決済で貯めるより、はるかに少ない決済額でマイルが手に入ります
例えば、モルディブに行きたい場合、アラスカ航空のマイルで航空券を手に入れるのがお得です。しかし、アラスカ航空のマイルを常時貯めているわけではありません。「マリオットボンヴォイポイント」ならば、アラスカ航空のマイルに直接交換できます。
このように、「マリオットボンヴォイポイント」は世界の40社の航空会社のマイレージプログラムに交換できるのです。
「マリオットボンヴォイポイント」ならば、自分の旅行計画に応じて最もお得な航空会社のマイルに交換することで、自分の考えている海外旅行がグーンと現実味を帯びてきます。
「マリオットボンヴォイポイント」を購入する大きなメリットは
・最もお得な航空会社のマイルに交換できるのです。
マリオットボンヴォイポイントを購入する手順
マリオットボンヴォイポイントの50%の割増キャンペーンは終わりましたが、マリオットボンヴォイポイントのディスカウントセールのキャンペーンは年に何度かありますので、購入する機会はまたきます。備忘録も兼ねて手順をまとめておくことにします。
先ずは購入ページを見つけます
マリオットボンヴォイポイントを購入しようと意気込んで公式Web㌻に行くと、購入㌻が見つけづらいところにあります。ちょっと戸惑います。
購入㌻にたどり着く方法は決して難しいわけではありませんが、何通りかの方法があるようで、ちょっと右往左往しているとたどり着きます。
筆者は、先ず自分の㌻にはログインしました。
IDとPWを入力して自分の㌻にログインし、スクロールして下部の方に「ポイントの獲得」を見つけました。
「ポイントの獲得方法」をクリックして、「ポイント/サーティフィケートを使う」をクリックします。
「ポイントの獲得」をクリックすると、「ポイントの獲得方法」の㌻が出てくるので、「ポイント/サーティフィケートを使う」をクリックします。
スクロールして一番下の方に「ポイントの購入」を見つけクリックします。
すると、ポイントの購入の申し込みができるページが出てきます。
これで、やっとポイント購入に進めます。ポイント購入は「ステップ1」と「ステップ2」の2段階で、入力してゆきます。
ここからの入力は、マリオットボンヴォイへの入会申し込み時に使用した英語(アルファベット)での入力と、クレジットカードの情報の入力が必要になるので、両方の情報をお手元に置いて進めると簡単です。
ステップ1 購入ポイント数の入力
ここでは希望するポイント数を選択するだけです。
すると、「あと少しで完了します。」とポップアップの入力㌻が出てきます。
- 名前・メンバー番号・e-メールアドレスの入力欄が出てきますので、マリオットボンヴォイへの加入した時と同じスペルで記入します。筆者はアルファベット(英語)で入力しました。
- 「次へ」をクリックすると、ステップ2支払い情報の入力欄がポップアップされて出てきます。
ステップ2「支払い情報」の入力で完了します。
- カードの種類はお使いになるクレジットカードを選択します。筆者は「SPGアメックス」で支払ったので、クレジットカードの選択は「アメックス」を選択しました。
- 「カード番号」「セキュリティコード」「有効期限」「カードの記載名」などのクレジットカードの情報を入力します。
- 次いで「住所」「国名」「電話番号」などを入力します。
- マリオットボンヴォイに加入申請した時と同じスペルで入力します。筆者はすべて英語で入力しました。
- 購入したポイント数・ボーナスポイント数と併せて、購入に必要な決済額が表示されていますので、確認します。
- そして、規約を読みましたにチェックを入れます。
- 問題がなければ「今すぐ支払う」をクリックします。
- すると、「ご購入いただきありがとうございました。」のポップアップが出てきます。
- 「ポイント購入領収書」が出てくるので、中身を確認します。
- 購入したポイントが最初に積算されて表示され、1〜2日後にボーナスポイントが加算されました。
- 「SPGアメックス」で支払うことで、さらに「マリオットボンヴォイポイント」が獲得でききます。100円で3マリオットボンヴォイポイントが付与されます。
- 一部ネットには「マリオットボンヴォイポイント」は付与されないとありますが、付与されます。公式㌻にも付与されると記述されています。
- 筆者は、サポート宛に問い合わせをしメールで確認済みです。
まとめ 「マリオットボンヴォイポイント」の購入は「バイマイル」と同じ!
マイル還元率1%のクレジットカードの決済だけで、特典航空券の獲得は無理ということを実感されている方が多いと思います。
特にシニア世代は、自分自身の健康上の問題が生じる可能性が高いですし、突然、親の介護をすることになると、もう海外旅行に行く時間が取れなくなります。
貯めたマイルに不足分を購入する意味でのバイマイルも大いに作戦として有効だと思います。
シニア世代の海外旅行は、時間との勝負になってきます。
いつか行きたいではなく、行ける時にゆく!が結論です。
バイマイルによる特典航空券の獲得は、マイルを貯める時間の短縮を助ける手段として有効な方法だと思います。
ビジネスクラスの旅行にはバイマイルでもお得になるケースは結構あります。もちろんファーストクラスだと、正規に買うより、マイルを買ったほうがお得になるケースが多いともいます。
筆者のようなシニア世代は、健康な時にこそ、円高の機会を狙って、マリオットボンヴォイポイントを貯めることも選択肢としてオススメです。
この記事がお役に立てば幸いです。
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