クレジットカードの断捨離をしてみたものの
我が家では夫婦とも年金受給世代となり、現役時代と比べると年間決済額の減少などもあり、ポイントも分散したり、ほったらかしのポイントもあったり、活用していない付帯サービスがあったり、などの理由でクレジットカードの所有を見なおすことにしました。
初めは、あまり使わないカードや年会費がかかるカードは順次解約することにしました。その結果、保有枚数は少なくなり、年会費分の支出が少なくなり“スッキリ感が”ありました。
財布に入れて持ち歩くカードが少なくなった分、紛失などの安全面では納得です。
ポイントの分散が減り、ポイントの期限内の活用もできそうです。
しかし、保有するカードを減らしただけでは、カードを使う楽しみもスッキリなくなってしまいました。
老後といっても、「人生100年時代」と言われる時代です、これから、約30年近い年月を限られた年金収入で生活することを考えると、決して短くない年月です。
- 老いてこそ楽しく!
- もっと有意義!
に人生を過ごすことが何よりの喫緊の課題だとの思いに至ったのです。
キャッシュレス決済で老後を“お得”に“楽しく”
時代はキャッシュレス決済に向かうことは確実であると思っています。キャッシュレス決済は人件費の抑制や決済時間の短縮などに効果があり、消費者側にも恩恵があると考えています。
また、非接触式クレジットカードや非接触式プリペイド型電子マネーなどのコンタクトレス決済の普及は、クレジットカードの不正利用を防ぐ意味でも歓迎です。海外旅行先でクレジットカードで支払う際に、目は届かないところでインプリントされるときには不安だらけでした。コンタクトレス決済ですと目の前で決済するので安心です。
日本では、様々なキャッシュレス決済方法が現れて、どの決済方法が“お得”なのか戸惑うばかりですが、カード会社間や決済手段間の競争も次第に激しくなり、入会特典や、利用者への還元率も高くなるなど、キャッシュレス決済時代の嬉しい“お得感”がグーンと出てきました。
伝統的なクレジットカードの使い方が、“支出の先延ばし”や“リボ払い”でポイント還元を得るという活用だけでしたが、近頃は、「20%還元」とかキャッシュ還元が出てきたのには、嬉しい驚きです。反面、決済手段によっては還元率も変化変化の連続で、今月はこれがいいけど来月は?といった声がでるほど、情報収集が欠かせません。
キャッシュレス決済時代のクレジットカードの活用法がますます楽しくなってきたように思えます。
年金収入だけのシニア世代こそ、生活を“お得”にする知恵、そして、老後の人生を“楽しく”する知恵が現役時代よりも求められるのではないかと思います。
クレジットカードは“発行できる時”に発行すべし!
我が家では決済カードの絞り込みを始めたのですが、現在は、“多様な決済手段を試してみるべし”との結論になったのです。
政府のキャッシュレス還元策もあってか、どこに行っても、小さ個人商店や小売店でもキャッシュレス決済ができる時代になりました。
電子決済・電子マネー・クレジットカード・プリペイドカード・QRコード決済、さらには、エネオスキーなどのような決済手段も普及してきました。多様な決済手段が増えることで、紐づけるクレジットカードの選択はますます迷うやら楽しめるやらで、カードの断捨離は難しくなりました。
こうなると、“お得”度の体験を積み重ねてゆく以外に断捨離の名案は出てきません。
筆者は、エネオスで給油しているので、エネキーを使っています。紐付けするカードはエネオスカード に限定せず、最もお得なキャッシュバックが得られるカードを選んでいます。今月は三井住友カードにしました。“お得”度に応じて頻繁に変更もしています。変更はとても簡単です。
しかし、ネット情報では、クレジットカードの発行は70歳すぎると厳しくなるとの記事が多くあります。資産がない場合は、70歳すぎると新規のカード発行が断られるとか。我が家では夫婦ともに年金受給世代ですので、クレジットカードの発行が難しくなる年代までもう少しのところまできたのです。そこで、クレジットカードを発行していただけるうちに、
- カード決済で“お得”を体験し、老後の生活を楽しくなるようなカード!
- ちょっとラグジュアリーな海外旅行の実現を後押しするようなカード!
をメインカードに選ぼうと決めました。我が家では夫婦二人の年間決済額を200万円として、全額をキャッシュレス決済で支出することを目指しています。そのうち10%程度を“お得”にできれば20万円、20%程度“お得”にできれば40万円ですので、侮れないお得さです。決裁も“お楽しみ”の手段になります。
そして、断捨離を一時的にストップし、様々なカードの発行や決済手段を拡大しつつあります。ネット検索などでお得なカードが見つけると、早速、試そう!とクレジットカードを申し込んで“お得”を楽しんでいます。お得度の評価は10%から20%の還元率を狙い目にしています。
アメックスカードの20%還元キャンペーン
アメックスカードの20%キャッシュバックのような嬉しいキャンペーンは、2019年12月15日までドラッグストア限定で行われていました。筆者夫婦もこのキャンペーンは良く使いました。
三井住友カードの20%還元キャンペーン
また、新規入会者限定特典の20%キャッシュバックが三井住友カードで行われています。筆者は、夫婦それぞれが本会員となってこのキャンペーンも利用しています。
このような新規入会者限定キャンペーンは、発行するカードが増えてしまうのが難点ですが、老後を楽しく!する嬉しいキャンペーンなので、積極的にカードを発行するようにしています。
JCBのキャンペーン
JCBは スマホでQUICPayをするとキャッシュバックするキャンペーンを2019年12月15日まで行なっていました。
筆者は、ソラチカカード(正式名称ANA To Me CARD PASMO JCB)を保有しているので、早速登録して利用していました。
三井住友カードid払いキャンペーン
三井住友カードはid払いでお得なキャンペーンを開催しています(2020年2月29日まで)。
筆者は、三井住友カードVISAをApple Payに設定しキャンペーンを利用して“お得感”を楽しんできました。
“お得”なキャンペーンは、まだまだいっぱいあります。各クレジットカードのWEB㌻を見るとワクワクするキャンペーンがザクザク出てきます。特定の業種のショッピング(ドラッグストア限定とか、家電量販店限定とか)や新規入会者限定特典とか、スマホでの支払い限定など、のように行われるので、情報収集は必須になります。
筆者は決済額が限られているので、贅沢は支出はできないので、家計を助けるキャーンペーンを主に選んで、当該カードを申し込んでいます。
これらの情報集やキャンペーン登録などは面倒と言えば面倒ですが、退職したシニア世代は時間があるので、楽しみながらキャッシュレス決済を体験できます。
還元率は気にしない! キャンペーン狙いが最も“お得感”を楽しめる!
クレジットカードを申し込む時の判断基準の一つに「還元率」があります。実際、日本で発行されているクレジットカードの常時還元率を見ると0.5%から1.25%のようです。
REXカードがいつでも1,25%を、リクルートカードが1.2%の還元率を明示していますが、「どこで使用しても2%の還元率」を標榜するカードはありません。
もちろん、還元率を高める“ワザ”を紹介する方法もネットにありますし、高額の決裁者にはボーナスポイントが加算されて、2%以上のお得度が得られることを標榜するものがあります。
しかし、いわゆるシニア世代は年間決済額が大幅に減少します。ポイントを貯めるといっても、年間の決済額が100万円では、還元率1%で1万円、1.2%で1万2千円となりますが、実際のところ、還元率で0.2%の差は、100万円の決済で2千円程度の差です。
しかも、ポイントがカードごとに個別のポイント制であると、相当たまらないとお得に使えなかったり、有効期限までに使えず消失させてしまうことがおこります。
2千円相当のポイント差がキャッシュバックでないならば、獲得したポイントの使い方が限定されることを考えると、老後の楽しみになるほどのベネフィットや恩恵にはならないと考えています。実際のところ、年間決済額の全てを1枚のカードで決済をすることはないので、その差額は気にするほどではないと考えています。
そこで、クレジットカードの入会発行の条件としては、「ポイント還元率」は気にしないことにしたのです。
むしろ「キャンペーン」を狙ってカードを発行して、“お得”感を楽しむ方が、家計にも嬉しいと思います。年金受給世代の方にオススメのカード発行です。
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